アメリカ05

あ：アメリカ［5］星条旗

1. アメリカ01［1］新大陸大発見
2. アメリカ02［2］その歴史
3. アメリカ03［3］アメリカの地名
4. アメリカ04［4］歴代大統領
5. アメリカ05［5］星条旗
6. アメリカ06［6］祝祭日

星条旗の豆知泉 †

• アメリカに移住したストラヴィンスキーは、アメリカ国歌の編曲しなおしたオーケストラ曲「星条旗」を発表した。
  しかし演奏会当日に楽譜を押収されてしまった。国歌の編曲を禁止するマサチューセッツ州法(当時)のため。

6月14日：フラッグディ †

• 星条旗がアメリカの国旗として認められたのは1777年?.6月14日その日は国旗記念日(フラッグディ)と呼ばれて、この日はアメリカでは祝日になっています。

• アメリカが独立宣言を行った頃の旗にはイギリスの国旗が使われる事があり、アメリカ独自の旗が存在していませんでした。
  しかし独立戦争で戦った相手の国の国旗が旗に入っていては国民の士気に影響するということで、ワシントンらがフィラデルフィアの旗作り職人ベッツイ・ロスに依頼し星条旗を完成させた。
  後、第28代大統領ウィルソンがこの日を国民の祝日とした。

• さらに1914(大正3)年、オリンピック大会旗が制定されたのもこの日。

線13：星50 †

赤白の横線は赤7本白6本で計13本あり、独立当時の州の数を表している。
星は現在の州の数を示している。
現在の50個になったのは、1960年ハワイ州が誕生した時。この時以来星条旗のデザインに変化はない。

星条旗よ永遠なれ †

• 1812年、アメリカはイギリスと戦火を交えた。このとき、イギリス軍に対してアメリカ人の釈放を交渉しに行った弁護士がいた。
  彼の名は、フランシス・スコット・キーという。彼は交渉を行っただけなのに、なんとイギリス軍に抑留されてしまった。
  そして彼はイギリス側から双方の戦いぶりを観戦した。果たして、アメリカ側の砲台に掲げられる旗は「白」か「星条旗」か・・・。

• 間もなく高々と旗が掲げられた―星条旗だった。
  感動したキーは一気に一つの詩を書き上げる。やがてその詩にはメロディがつき、「マクヘンリー要塞の守り」というタイトルで多くの人に歌われるようになる。実はこれが今日のアメリカの国歌。
  
• そのメロディの方は、キーの作曲ではなくて実は、イギリスの古い酒盛り歌「天のアナクレオンに寄せて」からとられている。
  弁護士の作詞と酔っぱらいの作曲。アメリカらしいと言えば実にアメリカらしい組み合わせだ。