めだかの学校

め【めだかのがっこう：めだかの学校】

知識 †

• 童謡「めだかの学校」でめだかの学校は川の中にあると歌われているが、その川はどこにあるのか？と言うと実はモデルになった場所が存在している。
  それは小田原市の荻窪地区に戦後すぐの1946(昭和21)年にあった小川だと言う。
  

• この曲は作詞家・茶木滋氏が1950(昭和25)年10月にNHKのプロデューサーに依頼されて作った物だが、その時に「春らしいのんびりした明るい物」と言う注文があった。
  そこで茶木滋氏は、4年前の昭和21年に小田原の農家まで息子の義夫をつれてイモの買い出しに出かけた時ののんびりした気持ちを思い出した。
  

• その時、息子が小川をのぞきこんで「メダカがいた！」と叫んだので、覗き込んでみるが逃げてしまってメダカの姿はどこにもない。
  茶木氏は息子に「あんまり騒ぎすぎるのでメダカが逃げてしまったじゃないか」と言うと「でもここはメダカの学校だよ。待っていればすぐ戻ってくるよ」と言った言葉を思い出したのです。
  

• 残念な事にその小田原市荻窪地区にはメダカのいそうな小川は現在ない。
  

更新履歴 †

• 2000.00.00