におい

に【におい：匂い】
に【におい：臭い】

2月1日　においの日 †

• P＆G「ファブリーズ暮らし快適委員会」が2000(平成12)年に制定しました。
  「に(2)お(0)い(1)」の語呂合わせで2月1日に。

においの豆知泉 †

• 靴下から出るくさーいニオイの元は、イソピチソーサンという物質。

• ジャスミン茶の香りの主成分はうんこと同じスカトールである。

• 3歳児の約80％は糞便の匂いを「快適である」と反応する。
  ちなみにこの反応は5歳になる激減する(約25％)。つまり、匂いの嗜好は後天的な学習の賜物なのだ。

• 40万種ある匂いの化合物のうち、成人が快適と感じるものはその中のおよそ20％程度。

中年特有の臭い †

• 中年独特のにおい「加齢臭(かれいしゅう)」の原因はノネナールという脂肪酸化臭。

• 20代の頃にはまったく発生せずに40代を超えた中年期から目立ちはじめる独特の臭いがある。このオッサンの臭い、老人臭は「加齢臭(かれいしゅう)」と呼ばれていますが、この臭いの原因が資生堂の研究により「ノネナール」という物質のせいだということが判明しました。

• 中高年の皮脂中に特定の脂肪酸が増加し、それが酸化分解されることによって発生するもので、皮脂や細胞内の脂質が酸化するとできる過酸化脂質が中高年になると増加しやすいというのが一因となっています。
  

• 基本的に清潔にして、毎日の入浴や洗髪、適度な新陳代謝を促せばある程度は防ぐ事ができます。
  さらに対策として、脂肪酸の酸化を防ぐ抗酸化剤と抗菌剤を合わせたデオドラント製品も発売されています。
  

新車のニオイ †

• まっさらの自動車を購入した時の喜びを実感させてくれる物に「新車のニオイ」と言うものがある。人によってそのニオイを好きだと言う人もいれば、嫌いだと言う人もいるが、それはある種の喜びのニオイの様な気がする。
  このニオイを持続させるには、車内は当然のことながら禁煙にして、他のニオイを出す芳香剤なども使用しないことで、慎重に扱えば5年ぐらい新車のニオイが続くとも言われています。しかし5年目の新車ってのも、ちょっと変な話です。
  

• と言いつつ最近は芳香剤の中に「新車のニオイ」と言うとんでもなく理不尽な物も存在しています。
  で、このニオイの原因ですが基本的なのは内装に使用されているレザーとゴムのニオイ、それとシートとシートを覆うビニールのニオイ。さらにエンジンや新品のオイルのニオイなどがエアコンを通して車内に入ってくる。これらが混ざり合ってあの新車のニオイになるのです。
  

• 車好きでニオイに敏感な人の中には「メーカーによって新車のニオイが違う」と言う人もいます。

更新履歴 †

• 2000.03.18(豆知泉)
• 2000.05.09(新車のニオイ)
• 2000.12.22(においの日)
• 2003.02.24(中年特有の臭い)