じゅんさい

し【じゅんさい】

分類 †

学　名：BRASENIA SCHREBERI J.F.GMEL
分　類：スイレン科ジュンサイ属
別　名：ヌナハ・ヌナワ
外国名：英語：WATER SHIELD / TAEGET

歴史 †

• 全国各地の水の清い池沼に生育する多年草。
  『古事記』や『万葉集』などにも「奴那波／ヌナハ」として記載され、古くから食用とされていた。
  江戸時代中期の「農業全書」でも山野菜の一つとしてあげられ、栽培について書かれている。
  

• 秋田県山本町では1970年から人工増殖による栽培を始め、近年の栽培面積は250ヘクタールを超えて、全国一の産地になっている。
  

知識 †

• ジュンサイの生育には水深30センチ以下のやや酸性の池沼が適し、水温は20〜25度が成長の適温である。
  寒天様物質で覆われているまだ開いていない葉を６〜７月を中心に２〜３回収穫する。
  

料理 †

• 若い葉芽は生食もするが、普通は加熱処理したものを瓶詰めなどにしたものが市販されており、これを使用する。
  酢の物・和え物・汁の具などに使用する。
  

更新履歴 †

• 2000.00.00.知泉