RAB青森放送 のバックアップ(No.18)


RAB青森放送
HP:http://rab.co.jp/
コールサイン
ラジオ 青森 JOGR
テレビ
デジタル放送 JOGR-DTV
アナログ放送 JOGR-TV
所在地:青森県青森市松森1丁目
開局日
ラジオ(AM)1953年10月12日 (FM補完放送)2017年10月1日
テレビ(アナログ)1959年10月1日 (デジタル)2006年7月1日
周波数(詳細は下記参照)
ラジオ
(AM)
[青森] 1233kHz/D5kW
[八戸] 1485kHz/1kW
(FM補完中継局)
[青森] 91.7MHz/1kW
[八戸] 92.7MHz/100W
デジタルテレビ
[青森] 28ch 563.142857MHz/1kW
[八戸] 20ch 515.142857MHz/100W
アナログテレビ
[青森] 1ch 93MHz/映像 5kW・音声 1.25kW
[八戸] 11ch 213MHz/映像 1kW・音声 0.25kW


  • 沿革
    • 1952年12月24日:株式会社ラジオ東奥発足。
    • 1953年8月1日:予備免許交付。
    • 1953年9月30日:会社名を株式会社ラジオ青森に変更。
    • 1953年10月12日:全国27番目の民間AMラジオ局として開局した。開局当時の周波数は1120kc、出力は日中1kW、夜間500Wであった。
    • 1954年12月10日:八戸ラジオ放送局(コールサイン:JOGO)開局。
    • 1956年10月1日:青森ラジオ本局の夜間出力増力を実施し、送信出力が昼夜1kWとなる。
    • 1956年12月10日:弘前ラジオ放送局(コールサイン:JOGE)開局。
    • 1959年9月14日:テレビサービス放送開始。
    • 1959年10月1日:テレビ放送を開始。
    • 1960年9月:八戸テレビ中継局開局。
    • 1960年12月:青森ラジオ本局の出力を3kWに増力。
    • 1961年10月28日:株式会社ラジオ青森から青森放送株式会社に社名変更。
    • 1962年10月:青森ラジオ本局の周波数を1230kcに変更、出力を現在の5kWに増力。
    • 1964年9月:むつテレビ中継局開局。
    • 1966年4月:NNNに加盟。
    • 1969年10月:五所川原テレビ中継局開局(映像出力30W・音声出力7.5W)。
    • 1970年8月7日:上北烏帽子テレビ中継局開局。
    • 1971年:ラジオの24時間(終夜)放送を開始(月曜除く)。
    • 1974年12月5日:深浦ラジオ中継局開局。(コールサインを有さない中継局としては最初の開局。)
    • 1975年3月31日:ANNに加盟。この時、一部放送されていたTBS系の番組が青森テレビへ移行した。
    • 1978年11月23日:全国一斉ラジオ周波数変更が実施され、青森ラジオ本局が1230kHzから1233kHzに、八戸ラジオ放送局と深浦中継局が1480kHzから1485kHzに、弘前ラジオ放送局が1060kHzから1062kHzにそれぞれ変更。
    • 1982年8月:五所川原テレビ中継局を移転。同時に出力を映像2kW・音声500Wに増力。
    • 1989年2月1日:十和田ラジオ中継局開局。
    • 1990年4月1日:クリアビジョン放送開始
    • 1990年10月1日:音声多重放送(コールサイン:JOGR-TAM)開始。
    • 1991年10月1日:青森朝日放送開局に伴い、日本テレビ系列18局目のフルネット局に。
    • 1995年10月:弘前ラジオ放送局の周波数が1062kHzから1215kHzに変更し、同時に出力を100Wから500Wに増力。
    • 2000年1月14日:野辺地ラジオ中継局開局。
    • 2001年11月19日:テレビの終夜放送開始。それに伴い、CSチャンネル「NNN24」(現・日テレNEWS24)の放送も開始。
    • 2005年6月10日:地上デジタルテレビジョン放送の予備免許交付。
    • 2005年10月3日:地上デジタルテレビジョン放送の試験電波発射開始。
    • 2006年5月29日:テレビマスターをデジタル放送対応のものに更新(東芝製)。
    • 2006年6月1日:地上デジタルテレビジョンの試験放送(アナログとのサイマル放送)を開始(青森本局)。
    • 2006年6月14日:地上デジタルテレビジョン放送の本免許交付。
    • 2006年6月26日:テレビ制作スタジオ設備のハイビジョン化完了。
    • 2006年7月1日:地上デジタルテレビジョン(コールサイン:JOGR-DTV)本放送を午前5時45分から開始(青森本局、青森テレビ・青森朝日放送と同日)。テレビ報道スタジオ設備のハイビジョン化完了。
    • 2007年8月1日:八戸・上北両デジタルテレビ中継局開局。
    • 2008年11月10日:深浦・大戸瀬・風合瀬・岩崎・大鰐の各デジタルテレビ中継局開局。
    • 2008年12月18日:むつデジタルテレビ中継局開局。
    • 2009年12月21日:大間デジタルテレビ中継局開局。
    • 2009年12月25日:三戸南部・浅虫・小泊・今別・佐井の各デジタルテレビ中継局開局。
    • 2011年7月24日:地上アナログ放送終了。
    • 2017年10月:青森・八戸FM補完中継局開局。
    • 2020年8月:RAB野辺地陸奥湾FM開局。
    • 2021年1月:RAB大間下北FM開局。

周波数・出力

テレビ

  • デジタルテレビ
    局所名物理CH送信出力局所名物理CH送信出力
    青森28ch1kW階上40ch1W
    八戸22ch100W白糠28ch3W
    上北26ch10W大鰐20ch3W
    むつ43ch10W南部22ch1W
    田子45ch3W大間43ch1W
    深浦26ch3W今別28ch1W

ラジオ

  • AM放送
    局所名呼出符号周波数出力局所名周波数出力
    青森JOGR1233kHzD5kW野辺地1062kHz100W
    八戸JOGO1485kHz1kW十和田1485kHz100W
    弘前JOGE1215kHz500W深浦1485kHz100W
    ※出力の前のD記号は指向性送信を表す。
  • FM補完中継局
    局所名周波数出力
    青森91.7MHz1kW
    八戸92.7MHz100W
    上北93.2MHz100W
    大間92.7MHz20W
  • 青森本局、八戸局は共に2017年10月開局。
  • 上北局は2020年8月、大間局は2021年1月に開局。上北局はRAB野辺地陸奥湾FM、大間局はRAB大間下北FMが正式な局名称である。
  • 八戸局は標高が高い地域に送信所が設置されている為、八戸局の出力は既存FMラジオ局の1/5と、低く設定された。また、北側に指向性がかけられているため、AFBの八戸局とは異なり、岩手県ではほとんど受信が不可能である。また、通常のFM放送の上北烏帽子中継局とむつ中継局がカバーするエリアを、RABのFM補完放送は上北局と大間局でカバーしている。しかし、中継局の放送エリアは大幅に異なっている。
    従って、RABのFM放送とAFBの受信可能エリアは青森局を除いてかなりの差異があるということになる。

各放送所の可聴エリア

AMラジオ

  • 青森局
    • 野辺地湾を除く陸奥湾沿岸(青森市、むつ市、平内町、外ヶ浜町、横浜町他)、北海道で津軽海峡に面する地域一帯(道南の渡島地方南部)、胆振地方全域・日高地方の一部。津軽平野では指向性の影響で受信状態はあまり良くなく、多少雑音が入ることがある(場所により雑音の状況は異なるが、南や西の地域ほど雑音が増加する傾向にある。)。
      また、弘前局との周波数間隔が僅か18kHzであるため、弘前局の電界強度が高い地域では弘前局が混信することもある。特に津軽平野の北部の五所川原市などは正式には弘前局によってカバーされるべき地域であるが、実際には弘前局から距離がそれなりにあり、また出力が高い青森局が距離的にあまり離れておらず、方角の問題で指向性の効果が薄い。場合によっては弘前局より信号強度が高くなる可能性があり、混信が発生しやすい受信環境となっている。したがって、そのような地域ではリスナーの青森局と弘前局の区別を困難にしたり、現在は終了しているが、土曜日午後の支局別編成時にローカル番組が異なることによって混信の影響が顕著に現れるという問題が過去にあった。
      北海道では渡島地方津軽海峡沿岸以外でも胆振地方や日高地方において受信可能であり、特に胆振地方西部では良好に受信可能である。尚、青森局の受信エリア内の一部の地域では夜間にニッポン放送(1242kHz)が混信する場合がある。 送信地点が女蛇山の山頂にあり、冬季は降雪量が多い。そのため暴風雪による積雪で送信が中断する場合がある。天候の悪化による停波時は弘前局またはFM補完放送を受信する。
  • 野辺地局
    • 青森局のエリアで青森局が受信しにくい地域をカバーする中継局で、野辺地町周辺が主なエリアだが、東北町、七戸町、野辺地湾沿岸の平内町や横浜町で良好に受信でき、更に対岸のむつ市を含む下北半島北部(青森局の正式なエリア)でも聴取できることがある。
  • 八戸局
    • 青森県の三八上北地方を対象とした基幹局で、八戸市、三沢市、東北町、七戸町、北海道胆振地方東部、日高地方沿岸部の全域で聴取可能。胆振地方でも苫小牧市では青森局よりも八戸局の方が受信状態が安定する。
      特に、日高地方東部(えりも町・様似町・浦河町・新ひだか町・新冠町など)では、最寄りの民放ラジオ中継局のHBCラジオSTVラジオは苫小牧局・室蘭局・札幌局のいずれかとなるが、いずれの局も距離がある上に地形による減衰も多く、更に夜間は他県波や外国波の混信の影響を受けがちである。そのような事情のため、北海道内でありながら最も受信状態の良い民放ラジオ局は八戸のRABということになる(NHKのラジオ第一放送は、場所によるが日中は浦河・室蘭・札幌・八戸・青森、夜間は浦河・札幌または電離層反射を利用して盛岡・秋田等の送信所を受信している(浦河局は出力が低いため浦河町・様似町・新ひだか町三石以外では受信しにくい。)。第二放送は大電力局である札幌局または秋田局を問題なく受信できる。
      また、高感度の受信機では道東の太平洋沿岸の白糠町から根室市にかけての地域でも受信出来る場合がある。後述の十和田局とは同期放送を行っている為、十和田市の郊外では聞き取り辛い場合がある。
  • 十和田局
    • 八戸局の電波が届きにくい十和田市中心部から十和田湖にかけてをカバーする中継局である。十和田市内で受信可能であるが、エリア端の十和田市郊外では同期放送により、受信音声にフェーディングが発生する場合もある。NHK第一放送は周波数が八戸と十和田で異なる為、このような問題は発生しない。
  • 弘前局
    • 青森県津軽地方を対象とした基幹局で、FM補完放送とは異なり津軽平野では弘前局を受信する。弘前局の電波は青森市にも聴取可能なレベルで届いているが、受信機の性能次第では青森局と混信する場合がある。青森局が荒天により停波した場合、青森局のエリアでは弘前局が受信される(弘前局が500Wに増力された1995年以降)。現在はFM補完中継局が開局したため、青森局の停波時は青森FM局を受信することも可能である。青森局との周波数間隔が僅か18kHzとかなり近接した周波数であり混信の影響を受けやすい一方で、周波数が近いため青森局停波時にアナログ式のAMラジオを使用するリスナーがダイヤルを微調整した際に偶然弘前局を選局し、引き続き放送を聴取できる可能性があるのが特徴である。
      鰺ヶ沢町、大鰐町、碇ヶ関町、中泊町でも弘前局が受信されているが、出力は500Wと八戸局の半分の出力に限定されている為(NHKも同様だが、場所により松前・秋田などの放送を受信できる場合もある。また、青森FM補完中継局が受信可能な場合もある)、これらの地域での受信状態はあまり良くない。また、北海道の南西部でも青森局や八戸局より受信状態は劣るが受信可能である。特に渡島西部の松前町では、弘前局から松前町までの間に障害物が少ないため、良好に受信できる(尚、松前町付近では弘前局の受信は可能であるが、青森局や八戸局は地形の影響で受信が難しい。)。また、松前町にはNHK第一放送の中継局が設置されているが、北海道内の民放ラジオ局は中継局を設置していない(NHK第二放送は秋田局を受信している。)。北海道内の民放局を聴取する場合は函館局を受信することになるが、山岳等の障害物が電波を遮蔽するため受信が難しい場合もある。そのため、松前町内で最も良好に受信できる民放ラジオ局はRAB弘前局となる。
      また、秋田県北部の大館市・鹿角市・北秋田市・能代市の他、秋田市・潟上市・男鹿市などにも電波が届いており、こちらでも受信可能である。
      1995年以前は出力が100Wであったため、弘前市周辺以外では弘前局の放送を良好に聴取できず、それ以外の五所川原市などの地域では青森局を受信していた。その一方で、周波数が1062kHzだったため一部の地域での青森局との混信はなかった(現在は、1062kHzの周波数は野辺地中継局に割り当てられている。)。
  • 深浦局
    • 弘前局を受信しにくい津軽地方沿岸がエリアの中継局である。周波数は1485kHzであるが、八戸地区との同期放送は行っていない。深浦局、八戸・十和田局のエリアで相互に混信することは稀であるが、津軽地方の標高が高い地域では混信することもある。また、深浦町の岩崎地区は地形的に深浦中継局が受信しにくくなるばかりか、選択度の低い受信機では、出力が高く障害物の少ないNHK秋田第一放送の周波数(1503kHz)と近いために、こちらが強く受信されてRAB深浦局の放送がほとんど聴取できなくなることもある。

FM補完中継局

  • 青森
    • 青森平野、弘前平野、夏泊半島のほぼ全域と北海道渡島地方の津軽海峡沿岸部。
  • 八戸
    • 三八地方のほぼ全域。
  • 上北
    • 陸奥湾沿岸のむつ市の大半、夏泊半島の一部。
  • 大間
    • 下北半島北部と北海道函館市の戸井・恵山。

難聴地域

  • RABラジオの開局以来、中継局の整備により聴取可能地域は徐々に増加した。近年まで下北半島北部と津軽半島北部は地形及び中継局が未整備のため電波環境が悪条件であった。これらの地域では長年RABが聴取しにくく、民放AMラジオ局は北海道内の二社の函館局(HBC 900kHz、STV 639kHz)の電波が受信できるため認知度が高かった。しかし2021年に大間下北FMが開局したことにより、これらの地域での長年の難聴取は解消された。
    しかし、依然として津軽地方南西部は中継局の整備が進んでおらず、現時点で設置されているのは深浦局のみのため、受信状況が厳しい地域となっている。また、それ以外の地域でも青森県内の各地に難聴地域が点在している。NHKラジオは、これらの地域を北海道、岩手県、秋田県の各地に設置されている中継局でカバーしている地域が多い(民放も同様にして隣県の放送局が受信できる場合もある)。

区域外受信

AMラジオ

日中

  • 青森県をエリアとする放送局だが、周辺道県でRABラジオが日中を含めて終日受信出来る地域がある。
    北海道では、主に海上を経由した地表波の伝播により、基本的に青森局と八戸局の電波が受信可能である。
    青森局は主に室蘭市など胆振西部や、渡島地方の津軽海峡沿岸部である函館市・北斗市などで受信可能である。
    八戸局は苫小牧市からえりも町にかけての胆振地方の一部及び日高地方の沿岸全域で受信可能である。
    弘前局の出力は500Wと出力がやや低く、青森局や八戸局と異なり送信所は海岸から離れている。そのため、それらの局よりも電波の飛びは劣るが、北海道南西部でも受信は可能である。多くの場合、送信環境の関係上青森局や八戸局の方が受信状態が良好である。 また、北海道太平洋側地域全域で野辺地局1062kHzが受信出来る事もある。しかし、夜間はIBCラジオ釜石局・田野畑局と混信する場合がある。
    ただ、室蘭市周辺で八戸局を、苫小牧市周辺や日高地方で青森局を受信出来ない事はない。特に日高地方では八戸局の方が受信しやすいが、新ひだか町静内など、青森局から見てむつ市方向(青森局に掛けられている指向性の方角であり、青森局からむつ市方向電波に向けてが強く輻射されている)の延長線上に当たる地域では場所により青森局が受信しやすい地域もある。 また、内陸であっても、空知管内の岩見沢市(八戸局からの距離は約300kmである)では、太平洋から低地が続く地理的な条件から極めて微弱であるが八戸局1485kHzが受信出来る事が確認されている(NHK第一八戸局999kHzもRABと同様、微弱に入感する。RAB青森局1233kHzは指向性の影響で受信はほぼ不可能であるが、指向性のないNHK青森第一963kHzは強力に受信可能である。)。
    岩手県では、二戸方面を中心に八戸局が受信出来る。青森本局は、NHK盛岡第一放送の田野畑局(1224kHz)の影響を受ける場合がある。
    秋田県では、弘前局が良好に受信出来る。青森本局は指向性や地形の影響で聞き取り辛い地域が多い。

夜間

  • RABラジオは、夜間は電離層反射によって、東日本で主に青森局が受信できる。但し、青森局には指向性あるため、地域によっては八戸局を受信した方が電波状況が良好であることもある。
    • 青森局は、関東ではニッポン放送(1242kHz)、北陸ではNHK金沢第一放送(1224kHz)の影響を受けて混信する場合がある。加えて、八戸局の放送も他の1485kHzを使用する中継局による混信を受けることが多い。また、受信機によっては(主にアナログ同調式)、宮城県仙台平野では東北放送仙台親局(1260kHz)、同県南三陸町付近ではTBCラジオ志津川中継局(1215kHz)、京都府や滋賀県とその周辺ではKBS京都舞鶴または滋賀放送局(いずれも1215kHz)の混信を受ける場合がある。また、中国・四国以西の西日本では、距離に加え、長崎放送親局(1233kHz)の混信を受ける為受信不能である。

FM補完中継局

  • 青森局の放送エリアはAFBの青森局とほぼ同等で、青森市を含む青森平野と弘前市・五所川原市などを含む津軽平野を広くカバーしているほか、前述の通り北海道渡島地方の津軽海峡沿岸部でも受信可能である。ただ、それ以外の中継局はAFBと異なる。 八戸局は、八戸市・三沢市・十和田市などの県南地区をカバーするが、AFBとは異なり岩手県北部での聴取は難しい。
    上北局は、野辺地町の烏帽子岳からむつ市の方向に強く電波を飛ばし、下北半島のむつ市周辺と陸奥湾の沿岸部、夏泊半島などをエリアとする。RABの上北局のエリアに相当する地域は、NHK青森放送局とAFBは上北烏帽子中継局(RAB上北局に併設しているが、出力は10W)とむつ中継局(釜臥山に設置、出力100W)の二局でカバーしている。烏帽子岳の標高が高く、またむつ市方向に強く電波を輻射しているため、その延長線上に当たる北海道胆振地方の一部で受信できる場合がある。 大間局は下北半島北部・大間町・佐井村・風間浦村などをカバーするが、中継局の立地の関係上、津軽半島北部の今別町、北海道渡島地方の津軽海峡沿岸部(函館市の戸井・恵山など)にも電波が届いている。

特記事項

備考

リモコンキーID

  • リモコンキーIDは日本テレビ系列で標準的な「4」ではなくNHK総合テレビに多い「1」である。これは、青森放送のアナログ放送の親局と一部の中継局のチャンネルがVHF1chであり、視聴者に配慮する形でこれを引き継いだ為である。

ラジオ局の送信所について

  • RABラジオの送信所は、放送エリアを青森地域・八戸地域・弘前地域の三つに分けている。それぞれの地域で独自の放送を一部時間帯で行っている。AM放送では、それぞれの地域を親局とそれに対応する100Wの中継局を設置する体制で対象の地域をカバーしている。
    青森地域は、青森平野、夏泊半島、下北半島を、八戸地域は、県南と呼ばれる三本木原を中心とした地域(いわゆる三八)、弘前地域は津軽平野から西の地域をそれぞれ対象とする。
    青森地域のFM補完中継局は、五所川原市の馬の神山に置局され、この場所からはAFBの電波が送信されている。この送信所は青森市周辺や津軽平野をカバーしている。本来であれば弘前地域に当たる地域もカバーされる事から、ワイドFMでは津軽地方でも青森地域の編成となる。 その為、地域別の番組編成を改編し、現在は三局の番組を全送信所で時間帯を分けて放送するようにしている。(参考として、RFCラジオ福島の場合は、本来FMでは同一地域となる福島と郡山に別々の補完局を設置した。但し、こちらは両局が同一周波数なので、混信を引き起こす場合がある。)

送信所の指向性

  • AMラジオの青森本局には指向性がかけられており、中継局のないむつ市方面に強く、弘前市方面には弘前局の聴取を促進させ、青森局と弘前局の周波数が近接することによる混信を回避する為に電波の放射強度を弱くしている。指向性は、ダウンリード方式(ダウンリードと呼ばれる垂直に下げた電線で送信アンテナの特性に意図的に影響を与え、任意の方向の電界に変化を与える方式)を採用している。 この方式により、電波を電力比で定格出力より2〜2.5倍程度強く(その反対方向には1/2〜2/5程度に弱く)発射できる。つまり、実質的な出力はむつ市方面は10kW程度、弘前市方面は2kW程度に調整できることになる。

アナウンサー&キャスター

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