岐阜放送 のバックアップ(No.13)


株式会社岐阜放送(ぎふほうそう、Gifu Broadcasting System, Inc.)
略称:GBS
愛称:ぎふチャン
所在地:岐阜県岐阜市橋本町2丁目52番地岐阜シティ・タワー43 4階
ラジオ周波数
AM 1431kHz(岐阜・中津川)・720kHz(高山)
FM補完中継局 岐阜 90.4MHz
テレビチャンネル
デジタルテレビ(リモコンID:8)
岐阜・高山・下呂 30ch/中津川・関 32ch
アナログ:岐阜 37ch/高山 38ch/中津川 28ch
コールサイン
(AMラジオ)JOZF
(デジタルテレビ)JOZF-DTV
(アナログテレビ ※終了) JOZF-TV
HP:https://zf-web.com/


  • 沿革
    • 1962年9月7日:株式会社ラジオ岐阜設立。
    • 1962年12月24日:岐阜放送ラジオ開局。
    • 1964年11月1日:岐阜放送高山ラジオ中継局開局。
    • 1968年1月12日:テレビ放送の開始に先立ち、会社名を株式会社岐阜放送に変更。
    • 1968年8月12日:岐阜放送テレビ開局。全国のUHF民放テレビ局の第一号となった。
    • 2004年12月1日:地上デジタル放送開始。
    • 2011年7月24日:地上アナログ放送終了。
    • 2018年3月10日:GBS岐阜FM補完中継局開局。

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周波数・出力

ラジオ

局名周波数出力
岐阜AM1431kHz5kW
高山720kHz100W
中津川1431kHz500W
下呂1197kHz100W
多治見1431kHz100W
神岡720kHz100W
岐阜FM90.4MHz1kW
  • 中津川中継局は、岐阜放送は恵那放送局と呼称している(これは東海ラジオ放送と同様である)。2002年以前は周波数1485kHz、出力100Wであったが、受信状況の改善とカーラジオ利用時の利便性を高めるため、現在の周波数に変更され、出力が増力された。
  • 岐阜局と多治見局、中津川局は同期放送(精密同一周波数放送、SFN)を実施している。そのため、一部の地域(岐阜局と多治見局の電界強度が等しくなる可児市近辺、多治見局と中津川局の電界強度が等しくなる瑞浪市付近)ではSFN混信によるフェーディングが発生して放送が聞き取りにくくなる場合がある。
  • 高山局と神岡局は720kHzで放送しているため、放送エリア端付近では夜間の電離層反射によってNHK名古屋第一放送名古屋局(729kHz)・KNBラジオ富山局(738kHz)と混信する場合がある。
  • GBS岐阜FM補完中継局は2018年3月に開局した。偏波面は水平偏波となっている。また、AM放送とは異なり南方向(名古屋方面)に電波が飛ばないように指向性が付けられている。尚、送信アンテナはFM岐阜と共用である。
  • 郡上市にはNHKのラジオ中継局が設置されているが、岐阜放送は中継局を開局していない。郡上市でも岐阜AM局の受信は可能であるが、雑音が入ったり、夜間に多少混信する場合があるなど受信状態は若干不安定である。2018年以降はGBS岐阜FM補完中継局も受信可能となったため、聴取状況は以前より改善されている。

特記事項

放送エリア

ラジオ放送

  • 岐阜県を放送対象地域とするラジオ局であるが、愛知県尾張地方など、岐阜県外でも受信できる地域が存在する。特に愛知県は距離が近く、人口も多いため岐阜放送にとっては重要な地域である。(この項目では、岐阜AM局を岐阜本局と表記する。)
  • AM(日中)
    • GBS岐阜本局の出力は5kWであり、愛知・岐阜・三重の三県を放送エリアとする中京広域圏のAMラジオ局の親局(名古屋局)が50kWと比較すると送信電力が低めである。しかし、岐阜本局の送信アンテナは無指向性となっている上に送信所は濃尾平野に位置しているため見通しが良い(現在は無指向性となっているが、過去には北向きの指向性を設定していた時期があった。)。前述の通り、出力は広域局より低めであるが、それでも他県の県域局の親局と同程度の出力であり、送信所は愛知県に比較的近い岐阜市の曽我屋に位置している。そのような岐阜本局の送信環境から電波が比較的広範囲に届いており、濃尾平野のほぼ全域(主に岐阜県美濃地方の平野部と愛知県尾張地方)で岐阜本局を良好に受信することができる。岐阜県外では愛知県尾張地方(名古屋市・一宮市・岡崎市など)が特に良好に受信できる地域であるが、それ以外の地方でも岐阜本局を良好に受信できる地域は多く、三重県・静岡県・滋賀県・福井県の各一部でも岐阜本局を聴取可能となっている。
      愛知県では、尾張地方の広範囲で受信できる。岐阜県東濃に近い地域では岐阜局と同一周波数の多治見局や中津川局の電波が干渉し、放送を聞き取りづらくなる場合がある。名古屋市の市街地及び尾張地方南部では場所により、名古屋市中心部の高層ビル群や電気機器、東山地区や知多半島の丘陵地帯等の影響で受信音声に雑音が入ったり、放送番組の受信音声が音割れしたような音質になることがある。送信アンテナに北向きの指向性を付けていた時期は愛知県南部での受信はやや困難だったが、指向性が解除された現在は受信可能である。
      三河地方及び静岡県西部の一部(浜松市・湖西市など)でも受信できる場合があるが、地域によっては雑音が多く音声が聞き取りづらいことがある。また、周波数の近いSBSラジオ(1404kHz)が混信することがある。三重県では伊勢湾の沿岸地域一帯(津市・四日市市・伊勢市など)で受信することができる。桑名市・四日市市では特に受信しやすい。滋賀県では、琵琶湖の湖畔地域の大部分(大津市・近江八幡市・彦根市・高島市など)で受信できる。関ヶ原に近い長浜・米原・彦根方面では特に受信状態が良好である。福井県奥越地区(勝山市・大野市)・嶺南西部(小浜市周辺)でも受信できる場合がある。長野県は南信地区(飯田市・駒ヶ根市・伊那市など)や松本盆地の一部で岐阜本局を受信できることがある他、木曽地方で中津川局を受信することができる地域が存在する。
      上記以外の京都府・奈良県などにも電波自体は届いているが、和歌山放送和歌山局の電波も同様に届いているため受信は難しい(比較的和歌山県から距離の近い三重県や静岡県にも和歌山放送の電波は届いているが、地形の関係上岐阜放送の電波の方が強いため混信は起こりにくい。)。
  • AM(夜間)
    • 岐阜本局の夜間の電離層反射による遠距離受信は、同一周波数局や近接周波数局の混信が激しいため困難である。北海道・東北・北陸ではSTVラジオ、関東ではRFラジオ日本、近畿・山陽・四国ではWBS和歌山放送RNC西日本放送、山陰ではBSSラジオ、九州ではKBC九州朝日放送(KBCラジオ福岡局)・NBC長崎放送?福江中継局が混信する。それ以外の中継局も岐阜本局と周波数が同じであるか、出力が低く受信は不可能である。
      日中岐阜本局が良好に受信できていても、岐阜本局の電界強度が高い濃尾平野以外の地域では夜間に和歌山放送和歌山局が混信する場合がある。また、一部の地域ではBSSラジオ鳥取局が混信する場合がある。夜間にAM岐阜本局を受信する場合、ラジオ受信機の本体の向きを変えることで本体内蔵のバーアンテナの指向性が変化し、混信を軽減できる場合がある。但し、バーアンテナの指向特性の関係上、受信地点から見て岐阜本局と和歌山放送和歌山局の方角が近いか反対方向(180度前後)の場合はこの方法はあまり有効ではない。
      以前(時期は不明)は同一周波数1431kHzで放送しているWBS和歌山局などの混信対策として、送信アンテナに北向きの指向性を付けていた時期が存在した(NHKが中継局を設置している郡上市にGBSの中継局が設置されていないのはその時の名残である)。しかし、指向性の効果が少なかったため、現在は指向性の設定が解除され、無指向性送信となっている。
      また、当時は指向性の影響により現在と比較して名古屋方面の電波の飛びが弱かったため、愛知県内では夜間に混信しやすくなっていた。指向性が解除された現在は愛知県内で混信することは少なくなった。尚、岐阜本局の受信エリアで電波が弱い地域(主に美濃地方の山間部。郡上市・美濃市の一部など)における夜間の混信は現在も続いているが、2018年にGBS岐阜FM補完中継局が開局したことにより、FM補完放送を受信すれば混信の影響を受けることはなくなった。
  • FM補完放送
    • FM補完放送は岐阜市の水道山からの送信である。出力は1kWであるが、岐阜県内における夜間の混信対策の目的が主の(岐阜県外は本来の放送エリア外となるため混信対策がされておらず受信状態が保証されない)中継局のため、AM放送とは異なり名古屋方面は放送エリア外となっており、南側には送信アンテナが設置されていない。そのため、岐阜県外の受信可能エリアは尾張地方の北東部に限定される。これはFM岐阜と同様である。

テレビ放送

  • 岐阜局(30ch)はFM補完放送と同様に、南向きの送信アンテナを設置していないため、岐阜県外では尾張地方の北東部以外での受信は困難である。地域によっては中津川中継局(32ch)を受信できることがある。しかし、尾張地方から比較的近距離の三重県北東部ではNHK津の総合テレビの桑名・菰野・北勢中継局が32chを使用しており、およそ東海道新幹線の沿線から見て西側の地域は混信の影響が目立つ。当該地域では仮に指向性が強く利得が高い多素子のアンテナを使用してもワンセグですら受信が難しいという状況にある。また、尾張地方東部においても、同一チャンネルの混信の影響は、偶然建物の陰や地形で遮蔽されているといった特殊な状況でない限り高性能アンテナの性能をもってしても排除は難しい。ワンセグ放送の受信は可能であっても、フルセグでの受信は困難であるという地域が多い。また、三重県では桑名市とその周辺で岐阜局を受信できる場合があるが、それ以外の地域は地形、指向性、混信の影響で遠距離受信はほぼ不可能である。
    アナログ時代は中津川中継局(28ch)を西三河南部方面でも辛うじて内容が分かる程度には視聴できることがあった。地域によっては岐阜局(37ch)を受信できることもあった。音声はFM変調のため十分に聞き取れたが、映像はノイズが目立つような画質であった。

その他

  • 全国でも珍しいAMラジオと独立系テレビ局の兼営局(他にはKBS京都がAM・独立系テレビのラテ兼営局である。AM・独立系テレビの兼営局はこの二局のみである。)。尚、アナログ放送時代は、この二社はAMラジオとUHFテレビの兼営局でもあった。

アナウンサー&キャスター

  1. 1942/12/11:神田卓朗? GBS(1970-2001)-
  2. 1949/01/14:本地洋一? GBS(1971-2015)
  3. 1949/10/10:熊田力三? GBS(1975-2006)
  4. 1958/11/25:伊藤伸久? GBS(1981-
  5. 1968/10/15:鈴江晴彦? 1993CRT栃木放送-GBS(2006-2012)-
  6. 1975/11/21:小沢典子? 2002RSK山陽放送-GBS(2019-
  7. 1989/04/19:東千晴? GBS(2012営業部-2015報道部-
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