エフエム石川 のバックアップ(No.11)
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- 1 (2017-04-16 02:50:02 (日))
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エフエム石川
所在地:石川県金沢市
愛称及びステーションネーム:HELLO FIVE
HP:http://www.hellofive.jp/
周波数:(下記項目も参照)
金沢 80.5MHz/1kW
コールサイン:JOHV-FM
周波数・出力 †
局所名 | 周波数 | 出力 |
金沢 | 80.5MHz | 1kW |
七尾 | 78.4MHz | 100W |
羽咋 | 85.5MHz | 100W |
輪島 | 89.9MHz | 100W |
珠洲 | 81.9MHz | 100W |
受信エリア †
受信可能地域は、石川県のほぼ全域、富山県の平野部、福井県嶺北、京都府のごく一部。主に金沢本局を受信するが、富山県では七尾・珠洲・羽咋のいずれかの中継局が受信出来る場合がある。また、MROラジオの金沢・七尾・輪島・珠洲のFM補完中継局もこれらの中継局と同等のエリアである。
- 金沢送信所
- 野々市市から送信されている親局である。出力は1kWと最も高く、石川県金沢平野を中心に福井県嶺北地方、富山県を広くカバーしているが、場所によっては下記の中継局の方が聴取条件がよい。また、NHK-FMが設置している中継局の内、富来地区と山中温泉地区にはFM石川の中継局が未整備のため、当送信所を受信するのが一般的である。
- 七尾中継局
- 能登地方の基幹中継局であり、七尾市・穴水町・能登町・中能登町をカバーしている。富山県では富山市、滑川市、射水市で受信可能な場合がある。七尾局は東方向には電波を発射していない為、黒部方面の受信状態はあまり良くない。
- 羽咋中継局
- 金沢送信所と七尾中継局の中間地点にある、加賀地方と能登地方を結ぶ重要な中継局である。羽咋市・宝達志水町・中能登町が主要エリアだが、かほく市・津幡町・内灘町の他、富山県氷見市の一部地域でも受信できる場合がある。志賀町富来地区はFM石川の中継局が未整備であり、最寄りの中継局は羽咋中継局であるが、NHK-FMが設置している富来中継局の周波数は85.3MHzと、FM石川の羽咋中継局の周波数との周波数の間隔は僅か0.2MHzしかない。そのため、富来地区では混信が顕著であり、この影響で羽咋中継局が受信困難となっていることから、金沢送信所などを受信する場合が多い。尚、羽咋中継局にはMROラジオのFM補完中継局は設置されておらず、金沢本局または七尾中継局を受信している。
- 輪島中継局
- 能登半島北部、輪島市をカバーする中継局。輪島市の沖合約50kmに位置する舳倉島でも受信されている。同じ輪島市内でも、門前、町野の各地区はNHK-FMが中継局を設置しているが、FM石川の中継局は未整備のため、当中継局を受信している。
- 珠洲中継局
- 能登半島北東部の珠洲市および能登町の一部をカバーする中継局である。当中継局の送信アンテナは無指向性であるため、広範囲に電波が届いている。七尾市東部の沿岸部は七尾中継局が受信しにくい地域であるが、当中継局が受信されている。また、富山県からは大きく離れた場所の中継局であるが、前述の通り無指向性の送信アンテナを使用している為、富山湾を挟んだ対岸の富山県沿岸部でも広く受信可能である。富山県内では、高岡市から朝日町にかけての沿岸地域で良好に受信可能である。
- 能登半島北東部の珠洲市および能登町の一部をカバーする中継局である。当中継局の送信アンテナは無指向性であるため、広範囲に電波が届いている。七尾市東部の沿岸部は七尾中継局が受信しにくい地域であるが、当中継局が受信されている。また、富山県からは大きく離れた場所の中継局であるが、前述の通り無指向性の送信アンテナを使用している為、富山湾を挟んだ対岸の富山県沿岸部でも広く受信可能である。富山県内では、高岡市から朝日町にかけての沿岸地域で良好に受信可能である。
特記事項 †
備考 †
テレビ局とラジオ局の同時開局 †
- 1990年4月1日に、テレビ金沢と同時に開局。全国的にも珍しく、同一都道府県域のテレビ局・ラジオ局が同時開局した。
北陸最後発のFM放送局 †
- 北陸三県の中心を担う県の放送局でありながら、三県の中で開局が最も遅れた(北陸を四県と見ても新潟第一局より開局が遅い。)。これは、エフエム石川の設立に関して、北國新聞社と中日新聞社が係争した為である。
周波数の割り当て自体は全国的に見てもかなり早期から行われていた。(1979年5月に札幌・仙台・金沢・静岡・広島・松山・長崎の7都市に民放FM局用の周波数が割り当てられた。)この為、北陸及び本州日本海側のFM放送局第一号の座を1984年末に開局のFM福井に奪われてしまった。仮に新聞社の係争がなければ、周波数の割り当てから間もない1980年代前半には開局出来ていた可能性がある。1982年8月頃までに開局出来ていれば本州日本海側初のFM放送局の、1982年1月までに開局出来ていれば都市圏以外で初のFM放送局の座に立てていた。
尚、当FM局が開局するまでは、石川県内では隣県のFM FUKUI(1984年12月開局、小松市以南の加賀地方)やFMとやま(1985年4月開局、白山市以北の加賀地方及び能登地方の内浦)を聴取していたリスナーが多かった他、現在でもこれらの隣県の民放FMのリスナーはかなりの数が存在する。
ステーションネームの由来 †
- 愛称の HELLO FIVE は、金沢局の周波数「80.5MHz」をもじった物である。
未整備の中継局 †
エフエム石川は全国的に見ると後発の民放FM局で、経営規模もあまり強固ではない。維持管理等の経費削減の観点から、基幹局以外の中継局の整備はされていない。NHK−FMが設置している中継局のある地域では、門前・町野の各地域では輪島中継局(一部で七尾または珠洲)を、志賀町富来と加賀市山中では金沢親局をそれぞれ受信する。