青島幸男

あ【青島幸男】あおしま・ゆきお（作家・政治家）
誕生日：1932(昭和07)年07月17日
出身地：東京府東京市日本橋区（現：東京都中央区）
血液型：AB型　　
学　歴：東華小学校→
　　　　府立第二十一中学(武蔵丘高校)→
　　　　早稲田大学附属高等学院→
　　　　早稲田大学商学部卒業
　　　　早稲田大学大学院商学研究科修士課程商学専攻中退
所　属：ファブリック
家　族：息子(放送作家)青島利幸?　
家　族：娘(作家)青島美幸?

• 生家は日本橋の仕出し弁当屋・弁菊／父.次郎/母.ハナ/兄との二人兄弟として誕生

• 青島幸男氏は70年代に「かもめのジョナサン」のパロディ「にわとりのジョナサン」を刊行している。その第２弾は「ゴッドファザー」のパロディ「オッドファザー」、書いたのは大橋巨泉。

• 青島幸男は「シャボン玉ホリデー」というテレビという特性を生かしたバラエティ番組を創始した功績がある。1961年に始まったあの番組は、実は初回からカラー放送だった。
  ※カラー受信出来るテレビを持っている人はほとんどいなかったけれど。

• 三木のり平が学生時代に留置所にブチ込まれた際の話題をしていて「そこで出される弁当がヒジキの煮たのばかりで最悪に不味くて」と語った時、青島幸男が「それ、俺んち実家が仕出している弁当」と語り、気まずくなった。

───1955(昭和30)年（22〜23歳）──────── †

• 1955年03月：早稲田大学商学部を卒業
• 1955年04月：早稲田大学大学院商学研究科修士課程商学専攻
  しかし肋膜にかかり療養生活に入る。

───1956(昭和31)年（23〜24歳）──────── †

自宅で療養中に寝ながら出来る仕事ということで漫才の台本を書いてNHKのコンクールに投稿、売れっ子だったリーガル千太・万吉に採用され、放送作家になる。
この療養中に銀座でバー「カランタス」を経営

───1957(昭和32)年（24〜25歳）──────── †

───1958(昭和33)年（25〜26歳）──────── †

───1959(昭和34)年（26〜27歳）──────── †

• 1959年03月：「おとなの漫画(フジ)」構成作家として参加
  開局したばかりのフジテレビでクレイジーキャッツを売り出すための番組

───1960(昭和35)年（27〜28歳）──────── †

• 坂本九の「悲しき60歳」などの作詞でも注目される

───1961(昭和36)年（28〜29歳）──────── †

• 1961年：クレイジーキャッツに書いた「スーダラ節」が社会現象になるまでヒット
• 1961年06月「シャボン玉ホリデー(NTV)」ギャグマンとして出演

───1962(昭和37)年（29〜30歳）──────── †

• 1962年03月：映画「スーダラ節　わかっちゃいるけどやめられねぇ」脚本
• 1962年04月02日〜「しゃぼん玉ミコちゃん(TBS)ゲスト」
• 1962年04月：映画「クレージーの花嫁と七人の仲間」脚本
• 1962年05月：映画「サラリーマンどんと節　気楽な稼業と来たもんだ」脚本
• 1962年07月：映画「ニッポン無責任時代」挿入歌作詞
• 1962年07月09日〜「レッツ・ゴー三人娘?(フジ)脚本」
• 1962年12月：映画「ニッポン無責任野郎」挿入歌作詞

───1963(昭和38)年（30〜31歳）──────── †

• 1963年00月「素敵なデイト?(NTV)てんで素敵なショー」
• 1963年00月「そろりと参ろう?(TBS)」
• 1963年：クラウンレコードから自らが歌手としてデビュー

───1964(昭和39)年（31〜32歳）──────── †

• 1964年02月：映画「男嫌い」出演.片山道雄
• 1964年10月：映画「ホラ吹き太閤記」作詞/出演.大久保彦左衛門
• 1964年00月「ひょっこりひょうたん島?(NHK)」
• 1964年00月「あなたはタバコがやめられる?(NTV)」
• 1964年00月「明日があるさ(NTV)」
• 1964年00月「いまに見ておれ?(TBS)」
• 1964年00月「珍遊侠譚?(NTV)」
• 1964年00月「虚空遍歴?(TBS)」

───1965(昭和40)年（32〜33歳）──────── †

• 1965年08月：映画「戦場にながれる歌」出演.西山助教
• 1965年10月：映画「大冒険」作詞
• 1965年10月：映画「大阪ど根性物語　どえらい奴」」出演.
• 1965年02月〜「甲州遊侠伝　俺はども安?(フジ)脚本」
• 1965年00月「あなたもケチになれる?(NTV)」
• 1965年「テレビ人生相談(NTV)」

───1966(昭和41)年（33〜34歳）──────── †

• 1966年：自主制作映画「鐘」脚本.監督.主演
  　　　　カンヌ映画祭批評家週間で上演される
• 1966年03月：映画「旗本やくざ」出演.
• 1966年10月：映画「クレージー大作戦」作詞/出演.駐在所巡査
• 1966年00月「走れ！おふくろ（走れおふくろ）?(フジ)」
• 1966年00月「裸一貫男はファイト?(NTV)」
• 1966年00月「ウルトラマン(TBS)ゲスト」
• 1966年00月「酔いどれ女房?(NTV)」夫婦百景（第367回）
• 1966年00月「花嫁にはヒゲがある?(NTV)」
• 1966年00月「結婚は恋愛なり?(TBS)」愛妻くん（第11回）
• 1966年00月「生まれてはみたけれど(TBS)」泣いてたまるか（第14回）
• 1966年00月「かわいい怪獣ナキラ(TBS)」泣いてたまるか（第16回）
• 1966年00月「走れ！若番頭(TBS)」泣いてたまるか（第18回）
• 1966年00月「ハイ、電報です(TBS)」泣いてたまるか（第20回）
• 1966年11月27日「月給43,200円(TBS)青島幸男の泣いてたまるか」出演＆脚本
• 1966年00月「カーテンが今あがる(TBS)」泣いてたまるか（第24回）
• 1966年00月「インスタント探偵物語(TBS)」泣いてたまるか（第26回）

───1967(昭和42)年（34〜35歳）──────── †

• 1967年10月：映画「クレージーの怪盗ジバコ」出演.箱根検問所警官
• 1967年12月：映画「日本一の男の中の男」挿入歌作詞
• 1967年00月「なつかしいあいつ(TBS)」泣いてたまるか（第27回）
• 1967年00月「あいつとこいつ?(NTV)」
• 1967年00月「ミスター・ポチ(TBS)」泣いてたまるか（第29回）
• 1967年00月「やきもち夫婦?(NTV)」夫婦百景（第391回）
• 1967年00月「兄いもうと(TBS)」泣いてたまるか（第31回）
• 1967年00月「空にひろった恋(ABC)」泣いてたまるか（第33回）
• 1967年00月「翼あれば(TBS)」泣いてたまるか（第35回）
• 1967年00月「男なら?(TBS)」泣いてたまるか（第37回）
• 1967年00月「明日があるさ(TBS)」泣いてたまるか（第39回）
• 1967年00月「偉大なるけちんぼ?(NHK)」
• 1967年00月「ずばり儲かる！?(NTV)」
• 1967年00月「青島幸男のおお！ながら君?(TBS)」
• 1967年00月「ヘチマくん?(NHK)」
• 1967年00月「意地悪ばあさん-1?(YTV)」
• 1967年00月「青島幸男のしまった！?(TBS)」
• 1967年00月「ケンチとすみれ?(NHK)」

───1968(昭和43)年（35〜36歳）──────── †

• 1968年11月：映画「日本一の裏切り男」挿入歌作詞
• 1968年00月「とんとん拍子?(NTV)」
• 1968年00月「元禄一代女?(ABC)」
• 1968年「お昼のワイドショー(NTV)」司会者
• 1968年：参院選に無所属で出馬
  「二院制議会民主主義を守れ」をスローガンに全国区で120万票を獲得。2位で当選・この時の全国区1位が石原慎太郎
  当選後は市川房枝らが結成した第二院クラブに所属
  この時、佐藤栄作に対し「私はテレビで顔を売って当選できた、選挙の立候補者もテレビで政見を言えばよい」と提案し、政見放送が実施される事となる。

───1969(昭和44)年（36〜37歳）──────── †

• 1969年03月21日：「TVガイド」
• 1969年01月：映画「クレージーのぶちゃむくれ大発見」出演.東洋テレビ局員
• 1969年06月：映画「千夜一夜物語」出演.アルディン

───1970(昭和45)年（37〜38歳）──────── †

• 1970年04月：映画「二人でひとり(青島プロ)」製作.監督.脚本.音楽.出演
• 1970年11月：映画「俺は眠たかった!!」出演.警官
• 1970年00月「独身のスキャット?(TBS)」
• 1970年00月「いじわるばあさん-2）?(NTV)」

───1971(昭和46)年（38〜39歳）──────── †

• 1971年：佐藤栄作首相に対し「政府は財界の男メカケ」と揶揄して喝采を浴びる

───1972(昭和47)年（39〜40歳）──────── †

• 1972年11月04日「婚前浮気?(NTV)縁談シリーズ」脚本＆出演

───1973(昭和48)年（40〜41歳）──────── †

• 1973年00月「木乃伊の恋?(フジ)」
• 1973年00月「恐怖劇場アンバランス?(フジ)」
• 1973年00月「仮面の墓場?(フジ)」
• 1973年00月「死骸を呼ぶ女?(フジ)」
• 1973年00月「夜が明けたら?(フジ)」
• 1973年00月「サラリーマンの勲章?(フジ)」
• 1973年00月「墓場から呪いの手?(フジ)」
• 1973年00月「蜘蛛の女?(フジ)」

───1974(昭和49)年（41〜42歳）──────── †

• 1974年00月「ヨイショ?(TBS)」
• 1974年：2期目の参院選で金権選挙に抗議して選挙期間中に運動費なしで3位当選

───1975(昭和50)年（42〜43歳）──────── †

• 1975年02月：映画「告訴せず」出演.

───1976(昭和51)年（43〜44歳）──────── †

───1977(昭和52)年（44〜45歳）──────── †

───1978(昭和53)年（45〜46歳）──────── †

───1979(昭和54)年（46〜47歳）──────── †

───1980(昭和55)年（47〜48歳）──────── †

• 1980年00月「虹子の冒険(ANB)」

───1981(昭和56)年（48〜49歳）──────── †

• 1981年00月「意地悪ばあさん01-1?(フジ)」
• 1981年：上期直木賞『人間万事塞翁が丙午』
• 1981年02月11日：市川房枝が死去し、第二院クラブの代表となる

───1982(昭和57)年（49〜50歳）──────── †

• 1982年04月〜「人間万事塞翁が丙午?(TBS)」原作
• 1982年00月「意地悪ばあさん01-2?さよならスペシャル(フジ)」

───1983(昭和58)年（50〜51歳）──────── †

• 1983年10月10日「帰って来た意地悪ばあさん?-Oh!!ばば抜きの巻(フジ)」演出＆出演

───1984(昭和59)年（51〜52歳）──────── †

• 1984年00月「サザエさんVS意地悪ばあさんVSいじわる看護婦(フジ)」
• 1984年00月「意地悪ばあさん02?-意地悪ばあさんの逆襲(フジ)」　
• 1984年00月「意地悪ばあさん04-GO!GO!!ハワイの巻(フジ)」

───1985(昭和60)年（52〜53歳）──────── †

• 1985年00月「意地悪ばあさん03-まだまだ…マダマダ…の巻(フジ)」
• 1985年00月「意地悪ばあさん05-北海道へ追放？の巻(フジ)」
• 1985年：第4回ベストファーザー賞

───1986(昭和61)年（53〜54歳）──────── †

• 1986年03月：映画「ドン松五郎の生活」製作
• 1986年00月「意地悪ばあさん06?-もう沖縄は夏の色の巻(フジ)」
• 1986年00月「意地悪ばあさん07?-馬はいななく北海道(フジ)」

───1987(昭和62)年（54〜55歳）──────── †

• 1987年10月〜「とまどいの日々?(TBS)」原作
• 1987年00月「意地悪ばあさん08?-幻の金印の巻(フジ)」
• 1987年00月「意地悪ばあさん-09?(フジ)」

───1988(昭和63)年（55〜56歳）──────── †

• 1988年00月「意地悪ばあさん-10?(フジ)そして伝説へ！」
• 1988年00月「意地悪ばあさん-11?(フジ)流氷求めてビックリ作戦！」
• 1988年：第5回ベストジーニスト

───1989(昭和63〜平成元)年（56〜57歳）──────── †

• 1989年00月「意地悪ばあさん-12?(フジ)GO!!豪!!ゴールドコースト移住？の巻」
• 1989年：参院4期目途中で消費税法案強行採決に抗議し議員辞職
  その後の、参院選では落選した

───1990(平成02)年（57〜58歳）──────── †

───1991(平成03)年（58〜59歳）──────── †

• 1991年04月：悪性リンパ腫で入院

───1992(平成04)年（59〜60歳）──────── †

• 1992年03月：映画「喜多郎の十五少女漂流記」作詞
• 1992年：再起して癌だった事を告白
• 1992年：参議院選挙で返り咲く
• 1992年：金丸信と佐川急便の癒着問題で検察庁が略式起訴で決着を付けようとした事に対し、ハンガーストライキを決行、金丸の議員辞職を要求

───1993(平成05)年（60〜61歳）──────── †

───1994(平成06)年（61〜62歳）──────── †

───1995(平成07)年（62〜63歳）──────── †

• 1995年：東京都知事選挙に無所属で出馬、当選：都知事になる
  この時の選挙費用は20万円だったと言われている
  都知事になって直ぐに、前知事からのプロジェクト、都市博の中止を英断する

───1996(平成08)年（63〜64歳）──────── †

───1997(平成09)年（64〜65歳）──────── †

───1998(平成10)年（65〜66歳）──────── †

───1999(平成11)年（66〜67歳）──────── †

• 1999年：都知事を1期で退任
• 1999年00月「意地悪ばあさんリターンズ?(フジ)」

───2000(平成12)年（67〜68歳）──────── †

• 2000年04月：映画「川の流れのように」出演.町長

───2001(平成13)年（68〜69歳）──────── †

• 2001年00月「明日があるさ(NTV)」
• 2001年08月：映画「釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇」出演.高野研一郎
• 2001年：二院クラブ代表に復帰
• 2001年：参議院選挙に比例区から出馬、落選

───2002(平成14)年（69〜70歳）──────── †

• 2002年00月「明日があるさSP?(NTV)」
• 2002年10月：映画「明日があるさ THE MOVIE」出演.加茂本部長/作詞

───2003(平成15)年（70〜71歳）──────── †

• 2003年09月：映画「釣りバカ日誌14　お遍路大パニック!」作詞･曲

───2004(平成16)年（71〜72歳）──────── †

• 2004年05月：映画「死に花」出演.穴池好男
• 2004年：参議院選挙・東京都選挙区から無所属で出馬、落選

───2005(平成17)年（72〜73歳）──────── †

───2006(平成18)年（73〜74歳）──────── †

• 2006年12月20日：骨髄異形成症候群による合併症で永眠：享年74