浴衣 の変更点


 [[ゆ]]【ゆかた:浴衣】
 #counter(today)
 
 *ゆかたびら [#v2de165c]
 -そもそも浴衣の「ゆ」は「湯」の事を指し、浴衣の事をかつては「湯帷子(ゆかたびら)」と言っていました。~
 かたびらというのは片枚、単衣の着物のことです。~
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 -むかしの[[お風呂>風呂]]はいまのサウナのようなもので蒸し風呂が中心でした。~
 そこで火傷をしたりしないように湯帷子を着て入浴していたわけです。~
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 -湯帷子が現在のような浴衣になったのは[[江戸時代]]のこと。~
 入浴のスタイルが変わり、お湯にそのまま裸で入る風呂が主流になってからは、浴衣は風呂上がりに着るようになりました。~
 それがいつしか入浴と関係なく[[夏]]の暑い時期に着る着物になったのです。~
 こうした着用法の変化とともに、名称も変化したのです。~
 
 *ひと夏の浴衣 [#nb1dcf7e]
 -江戸時代に夏の涼み着になった浴衣ですが、この時代、ゆかたとは「その夏だけの物」と言う、いわゆる使い捨て状態のものでした。~
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 -と言うのも、そんな丈夫ではない薄い布を使っているからでもあったのですが、その夏に着た浴衣は[[秋]]以降は[[雑巾]]などに変身して活躍をしたのです。~
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 -そして、次の夏には新しい浴衣を着るのが江戸時代のルールでした。~
 
 
 *7月7日 浴衣の日 [#a21ba0e6]
 -織姫伝説などから、衣類に感謝する日として日本ゆかた連合会が[[1981(昭和56)年>1981年]]に[[七夕]]に合わせ「[[7月7日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=07/07]]は浴衣の日」と制定。~
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 -もともと七夕の行事は[[中国]]から渡ってきたものですが、本場の七夕の行事として、色糸を結び7本の針を並べ、[[ウリ>瓜]]を供えて手芸や裁縫の上達を祈り衣類に感謝するという行事があるのに目をつけた日本ゆかた連合会が制定したのです。~
 若い人たちにも、ゆかたの美しさを見直し親しんでもらうきっかけにしてもらおうというねらいもあります。~
 
 *8月4日 ゆかたの日 [#q3427a76]
 -[[兵庫県]]城崎町の城崎温泉観光協会が制定。~
 「城崎ふるさと祭り」の開催日が[[8月4日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=08/04]]です。~
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 -関連サイト○城崎温泉観光協会[[http://www.kinosaki-spa.gr.jp/>http://www.kinosaki-spa.gr.jp/]]
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 -8月第1土曜日 ゆかたの日
 
 *更新履歴 [#k90f49ac]
 -1999.00.00
 
 
 
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