[[あ]]【あぶらをうる:油を売る】
#counter(today)
*意味 [#vd5ef72d]
-仕事や勉強をしなくてはいけない時間をサボる事をこの様にいいます。~
*語源1 [#n9964437]
-元々は真面目に働いていた「油売り」の仕事の様子から来た言葉です。~
行灯を使用していた江戸時代には、油売りという商売は生活に必要な物でした。~
油売りは各家を廻って個別販売でマスを使って測り売りをしていたのですが、水と違い油はなかなか綺麗に落ちません。いい加減にすると、油はマスの中に残って本当の計測量を渡すことができないので、時間をかけて油が落ちるのを待ったのです。その時間、お客と世間話などをしていたわけです。~
その仕事ぶりが、サボって立ち話をしているだけのように見えたことから「油を売る」と言う言葉は「仕事をサボる」と言う意味になったのです。
*語源2 [#a349055b]
-別の説では江戸時代に髪の毛の油を路上販売していた人が、通行人の主婦などを捕まえて面白おかしい話を延々として引き留めていた事から言われている言葉だと言う説もあります。~
*更新履歴 [#q62a6667]
-1997.09.12
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