[[あ]]【あしたば:明日葉】
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*分類 [#s3167c4f]
-学 名:ANGELICA KEISKEI~
分 類:セリ科シシウド属~
別 名:八丈草~
チンタチソウ~
外国名:
*原産地 [#jc485dd2]
-日本の中南部(関東東部〜[[紀伊半島]]・[[伊豆七島]])の海岸近くに野生する多年生草木。~
[[八丈島]]を中心に、伊豆七島で古くから日常の食料にされている。~
また[[野菜]]として栽培もされている。
*語源 [#pb344d23]
-[[葉]]の伸びる勢いが強く、葉茎をつんでも翌日にはもう新芽が出ているという事から「明日葉」と呼ばれるようになった。
*生態 [#x7d814bd]
-葉は2〜3枚の羽状複葉で、茎葉を切ると濃黄色の汁を出す。大型の散形花は淡黄色の花をつけて頂生する。~
草丈は1メートルほどになり、草勢は強い。~
八丈島では焼き畑などに秋蒔きし、翌年から収穫するが、さらにその翌年が最盛期で月1〜2回収穫し、3年目の開花後、順次株を更新していく。
*料理 [#l4da8af8]
-茎葉に特有の香りと味があり、おひたし・揚げ物などに使用する。~
また[[茶]]・[[そば]]などの加工品にも用いる。~
古くは根、葉ともに[[御飯]]に混ぜて食べ、家畜の飼料としても利用されていた。~
[[カロチン]]・[[ビタミンA]]・[[ビタミンC]]・[[鉄分]]に富む。
*更新履歴 [#bcac44a3]
-1999.05.17