名前 の変更点


 [[な]]【なまえ:名前】
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 +[[名前の由来]]
 
 *名前の豆知泉 [#uc59215a]
 -[[1970年]]まで[[フランス]]の子供たちの名前は、内務省が認定したリストの中から選ばなければならず、親が勝手に名づけることは出来なかった。
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 -「亜」という字は「亜美」など日本ではよく人名にあてられるが、[[中国]]ではよくない意味の字なので何故そんな悪い名前をつけるのか?と考えられている。
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 -[[韓国]]などでは儒教の考えから、親や祖先の名前を付ける事は行われない。(祖先を敬う気持から)
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 -が、世界には悪霊を騙すためにあえて大事な子どもに悪い名前をつけるという習慣があるところがいくつかある。中国でもある。[[モンゴル]]では現在もよく行われている。
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 -日本でもっとも古い文献に残された[[犬]]の名前は《足往:あゆき》と言う。~
 『[[日本書紀]]』の垂仁天皇の項に書かれている。
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 -江戸時代の商家では名前によって身分制度を確立してあった。~
 主人は○○衛門、番頭は○○兵衛、手代が○○七、小僧は○○吉と言う名前に改名させられた。
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 -その習慣は、[[明治時代]]の末期にも残されており、後に大作家になる[[吉川英治]]が11歳の時(明治35年)商家に奉公に出た際、本名の英次を[英吉]とされた。
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 -日本の[[法律]]では子供の名前は、同じ読み仮名であっても漢字が違うなら漬けてもよい。つまり「かおり」という名前が好きで、長女「香織」次女「香」三女「薫」としても構わない。家庭内での混乱は知ったこっちゃない。
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 -結婚した先の母親などが同じ[[漢字]]で同じ読みの名前だった場合、同姓同名の人物が同居することになり、混乱を招く恐れがあるので([[郵便物>郵便]]や役所の通知など)、下の名前の改名が可能。
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 -日本の法律では名前が「ん」で始まるものでも構わない。
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 -日本の法律では名前にイチローのように音引きの棒「ー」を使っても構わない。(ひらがな・カタカナに含まれる文字なので)しかし「。」「、」「〜」などは不可。
 
 *同姓同名のベスト5~ [#g3c0e72f]
 男性:(1位)高橋-清/(2位)鈴木-茂/(3位)佐藤-進/(4位)鈴木-博/(5位)鈴木-実~
 女性:(1位)佐藤-和子/(2位)鈴木-和子/(3位)鈴木-幸子/(4位)佐藤-幸子/(5位)高橋-幸子
 
 *語源 [#gb2d90b9]
 -この《名》という漢字の成り立ち方は「夕」と「口」の合わせ字~
 今のように夜でも明るい状態ではない昔、夕(夜)出逢った人は顔が見えない為に、取りあえずお互いの名前を口に出さないといけない為に「名」と言う文字が完成したと言われている。
 
 
 *世襲制 [#bec55fee]
 -名前を付けるときに親の名前から1文字とると言うパターンは未だに多いが、この風習は[[平安時代]]から始まっている。~
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 -その時代は長男は名前の下の文字を受け継ぐと言うのが主流で、平家では「平忠盛→平清盛→平重盛」源氏は「源義朝→源頼朝→源実朝」と続いている。~
 これは父親に尊敬の念を抱かせ、父親を中心に団結することで、家の繁栄を願うと言う意味があった。~
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 -これが時代を経て[[戦国時代]]になると、父親を越えて大きく栄える様にという意味で、名前の上の文字を付けることが多くなる。~
 たとえば「織田信秀→[[織田信長]]→織田信忠」「[[豊臣秀吉]]→豊臣秀頼」と続いている。~
 
 *更新履歴 [#ud83afb2]
 -2000.00.00
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