[[あ]]【あじのもと:味の素】
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-味の素サイト○[[http://www.ajinomoto.co.jp/>http://www.ajinomoto.co.jp/]]
*豆知泉 [#vc787c46]
-夏目漱石はロンドン留学中に味の素の発明者である池田菊苗と同じ下宿にいた。
-[[夏目漱石]]は[[ロンドン]]留学中に味の素の発明者である池田菊苗と同じ下宿にいた。
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-夏目漱石が「味の素」の名付け親と書かれている本があるが実はデマ。
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-1917年「味の素の原料は[[蛇]]だ」 と[[デマ]]が飛び売り上げが激減した。そこで[[新聞]]半ページを使ってその[[噂]]を否定する[[広告]]を掲載した。
-[[1917年]]「味の素の原料は[[蛇]]だ」 と[[デマ]]が飛び売り上げが激減した。そこで[[新聞]]半ページを使ってその[[噂]]を否定する[[広告]]を掲載した。
-しかし、そのせいでその噂が全国に広まってしまい、売り上げがさらに減った。~
※その「原料はヘビ」というデマの発端は、明治〜大正期のジャーナリスト・[[宮武外骨]]らしい。
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-味の素がデビューした当時、味の素をそのまま[[薬]]のように飲む人が多く「あまり美味しくない」と言う評判が立った。~
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-[[太宰治]]の大好物は、味の素を振りかけた[[筋子]]。
*味の素デビュー [#n642681d]
-日本初の化学調味料は、[[1908(明治41)年>1908年]].[[7月25日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=1908/07/25]]に東京帝国理科大学(現在の東京大学理学部)の教授をしていた池田菊苗博士が、[[昆布]]の中から旨味成分のグルタミン酸ソーダを抽出する技術「グルタミン酸塩を主成分とせる調味料製造法」の特許を取得しました。~
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-その年、人工調味料「味精」として発売を考えたが、鈴木三郎助に権利を譲渡し、翌年(1909年)に鈴木製薬所(現在の味の素株式会社)から『味の素』として発売される。~
池田菊苗博士が昆布の旨味に着目したきっかけは[[湯豆腐]]で、話によると子供に「何故、昆布でダシを取ると美味しくなるの?」と質問された事からだと言われています。~
発売当初の、味の素の大瓶の値段は2円40銭で、当時の[[米]]一斗三升(約24キロ)分の値段に相当する金額だった事を考えると、かなり高級品だったわけです。~
*化学調味料とは? [#a2876a85]
-化学調味料という名称は昭和50年代にNHKが商品名を出せないために考え出したものです。~
しかしその後「化学」と言う名称が体に悪そうと言う理由で最近は「旨味調味料」と呼ばれています。~
*更新履歴 [#q6f67332]
-2000.04.30