[[は]]【はこね:箱根】
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*2月25日 箱根用水貫通の日 [#mddd41c4]
-[[1670(寛文10)年>1670年]].[[2月25日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=02/25]]、日本の土木史上重要な意味を持つ箱根用水が完成しました。~
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-湖尻峠に約1200メートルの[[トンネル]]を掘って、芦ノ湖の水を富士山麓の数か村に導く用水で、深良村(現在の裾野市)名主・大庭源之丞らが中心となって5年かけて完成させました。~
*東京都箱根山 [#hd349c23]
-箱根と言うと誰もが神奈川と静岡の県境にあり、[[伊豆半島]]の基部になっているあの観光地の事を想像すると思います。~
ところが『箱根山』と言う名前の[[山]]が[[東京都]]、しかも[[新宿区]]にあるのです。~
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-新宿区の戸山公園の中に標高44.6mと言うちょっと箱根山と名乗るのには小さすぎる人工的な山にその名前が付けられています。小さな山と言っても平らな関東平野の中では高い山になります。~
この戸山公園がある外山町一帯は、江戸時代には外山荘と呼ばれた尾張藩徳川家の下屋敷があった場所で、そこに13万6000坪(約45ヘクタール)という広大な庭園も設けられていました。~
その人工庭園の中に作られた人工的な築山が箱根山だったのです。~
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-元々、この人工山は『玉円峰』と呼ばれていたと記録に残されているのですが、それがいつの間にか現在の『箱根山』に変わったのです。~
-それは、この庭園は全体を東海道五十三次をモデルにして造られていたと言われ、その中に休憩するために宿場町もひとつ作られて『小田原宿』と呼ばれていました。~
その小田原宿のすぐ横に人口山の「玉円峰」があったために、小田原の次にある山と言えば「箱根山」だと言うことになったのらしいのです。~
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-そして時代は変わり庭園の一部は一般開放され公園に変わり、その中の箱根山が現在に至っていると言うことなのです。~
*更新履歴 [#a45c1cfc]
-2000.05.29