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[[に]]【日本語】
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*日本語廃止論 [#z7b24b2f]
-[[漢字]]廃止論は[[明治時代]]に唱えられている。唱えたのは日本[[郵便]]の父と呼ばれる前島密。「国際化に向け一般人も使える言語にする為に簡素化すべし」との考えから漢字をなくす案を出した。
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-極論では思想家・西周は「国際化のため全ての表記を[[ローマ字]]だけにする」と『ローマ字表記論』を説いた。さらに森有礼は「日本語は完全撤廃し[[英語]]を使おう」と『国語英語化論』を説いた。
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-もちろん反対する人が殆どで、その先頭に立ったのが[[森鴎外]]。その意志を継いだのが[[芥川龍之介]]で、文部省に働きかけをし、この法案が通ることを完全阻止した。
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-戦後、国際化の為に「日本語を撤廃しようと」言い出したのは、小説の神様・文豪の[[志賀直哉]]。その内容は「日本語を廃止し[[フランス語]]を自国語にしよう」と言うもの。当然受け入れられる事はなかった。
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-[[1946(昭和21)年>1946年]].[[6月5日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=1946/06/05]]:日本ローマ字学会とカナモジ会が、横書き&[[カタカナ]]普及・漢字全廃推進を声明。もちろんそれから60年経った現在も漢字は使用されている。