定期券 の変更点


 [[て]]【ていきけん:定期券】
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 *定期券の歴史 [#v41ecd37]
 -列車の定期券は明治6年6月5日に初めて売り出された。(ちなみに日本初の蒸気機関車《品川〜横浜》が走ったのが明治5年5月7日)~
 この当時の定期券は上等乗客を対象とした3ヶ月定期のみで『往復常乗切手』と呼ばれていた。その値段は120円で当時の会社員の初任給30倍と言うものだった。~
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 -『定期券』と言う名称になったのは明治19年1月1日からだったが、まだ当時は特権階級の物と言う意味合いが強く、上等・中等乗客のみで保証金(上等2円・中等1円)が必要だった。~
 この時は1ヶ月定期・3ヶ月定期・6ヶ月定期が登場した(12ヶ月定期が発売されたと言う記録があるが定かではない)~
 この時の慣例が現代にまで残り、なぜか2ヶ月定期・4ヶ月定期などと言う物は発行されない。~
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 -この理由に関しては、昔からの慣例と言う物もあるが「学校などの学期はほとんど3ヶ月単位」「1・3・6と言う定期があれば組み合わせでほとんどの期間をカバー出来る」と言う物があるらしい。~
 3種類に限定している理由には「何ヶ月でもよいと言う事にすると、業務が繁雑になる」と言うものと「現在のシステムを変更するためには定期発行システムソフトの開発からすべての路線・駅で大変な支出が必要になり、結局それが運賃などの値上げに繋がってしまう」と言う物もある。
 
 *更新履歴 [#na276e7f]
 -1998.00.00
 
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