卓球 の変更点


 [[た]]【たっきゅう:卓球】
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 *解説 [#b820f0f6]
 -[[1931(昭和6)年>1931年]].[[7月12日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=1931/07/12]]、日本卓球会が設立されました。~
 卓球はイメージ的には地味な部分もありますが、実際にプロ級の試合を見るとそのシャープで迫力のある動きに圧倒されます。~
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 -しかし、簡単に出来る娯楽として地方の[[温泉]]などに常設されていたりする卓球は、「卓球温泉」と言う映画になるほど定着して愛されています。~
 
 *歴史 [#f398dd89]
 -卓球と言うスポーツの産みの親は、[[イギリス]]・ロンドン出身のジェームス・ギョップ氏。~
 当時、氏はエンジニアをしていたが、元々ケンブリッジ大学時代は陸上400mのイギリスチャンピオンになったほどのスポーツマンで、アマチュア陸上協議連盟の創設者の一人でもあったのです。~
 卓球を発案した正確な日時は不明ですが、[[1889年]]頃とされています。~
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 -きっかけは[[雨]]が降って部屋の中にいるしかなかったギョップ氏が、退屈しのぎに食堂のテーブルを台にして、[[たばこ>煙草]]入れの蓋をラケット、[[シャンパン]]の[[コルク]]をボール代わりに、おたがいのコートに入れ合う遊びを考案したのです。~
 そこそこ面白かったために、でこぼこして打ちにくかったコルクボールにその後改良を加え、最終的に[[アメリカ]]に特注までしてセルロイド製のボールを作り上げたのです。~
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 -世界初の卓球の道具一式が商品として発売されたのは[[1898年]]で、この時は「ゴッシマ」という名前でした。~
 発売したのはイギリス・ロンドンのリージェント・ストーリーにあった「ハムレー氏兄弟商会」で、製造はジョン・ジャック・アンド・サン社でした。~
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 -最初、ギョップは別の会社にこの新しいゲームの話を持ちかけたが、ことわられ二番目に訪れたのが「ハムレー氏兄弟商会」だったのです。~
 このゲームに「ゴッシマ」と言う名前を付けたのは考案者のギョップでしたが、あまり魅力的でないと考えた「ハムレー氏兄弟商会」はリズム感のいい言葉として「ピンポン」と言う単純なものを考えだし、改称したのです。~
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 -そして改称した途端に大人気となって、発売から3年後の[[1901年]]にはイギリス全土に広まるほどになったのです。~
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 -この当時のラケットは、木でできたシャモジ(あるいは羽子板)の様な単純なもので、ちょっと高級品になると子牛革を張り付けたものでした。~
 それにイボつきのゴムを張り付けたものを考案・発売したのはブライアン社で、ブームになった翌年の[[1902年]]です。~
 
 *更新履歴 [#nae8acd4]
 -1998.00.00
 
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