聖書 の変更点


 
 [[せ]]:バイブル・聖書(bible)
 #counter(today)
 ----
 *バイブル(bible)の語源 [#v1bde17d]
 -バイブル(bible)と言う言葉は、もともとラテン語の「ビブロス:biblos」が語源。~
 古代の書物の原材料は紙ではなく、パピルスと言う植物の芯を使ってた為にそれがもとで「ビプロス」と言う言葉が誕生したのですが、実はこのビプロスには聖書と言う意味ではなく、単純に「[[書物>本]]」と言う意味でした。~
 しかし昔は書物は貴重な物でそんなに種類が出ているワケでもなく、書物と言えば「聖書」と言う状態だったことから、次第にバイブル=聖書と言う意味合いになって来たのです。~
 ----
 *聖書の豆知泉 [#nf799036]
 -聖書に出てくるヨハネとパウロを英語式の名前にするとジョン&ポール。(豆知泉0411)
 ----
 -聖書に出てくる世界初の人類アダムは930歳まで生きたということになっている。
 ----
 -聖書「[[ノアの方舟]]」のエピソードの通りに実際に雨が降った場合、1時間の雨量は4500ミリ。
 ----
 -善人が死んだら天国に行く、というのは、少なくとも聖書の概念ではない。
 ----
 -最初に日本語に訳された聖書は、名古屋弁で書かれていた。(豆知泉1781)
 ----
 -聖書に「そして」という接続詞は46227回登場する。
 ----
 -聖書に、堕天使ルシファーは登場しない。(豆知泉1960)
 ----
 -聖書に出てくるカインとアベルは、アダムの子供だがイヴの子供ではなく、浮気相手エヴァの息子である。(豆知泉1939)
 ----
 -グーテンベルグが初めて印刷した「聖書」の初版部数は150部。内約は30部が羊紙皮本、残りは紙製。羊紙皮本一冊の価格は子牛170頭。(豆知泉1682)
 ----
 -現存するグーテンベルグによる最初の印刷本・グーテンベルグ聖書の数は48冊。第二次大戦までドイツにあった2冊の所在は不明だが、どこかに隠されていると言われている。
 ----
 -グーテンベルグ聖書は、史上で最も美しい本とされている。1冊、約1300ページ。
 ----
 -1冊のグーテンベルグ聖書が1898年、1万5千ドルで買われ、ニューヨークの神学校に寄贈された。厳重に保管され、1987年に競売に出された時は200万ドルの値がついた。最高値としては1970年に250万ドルがついている。
 ----
 -グーテンベルグは世界最初の印刷物を手がけたが、借金が消せず、印刷機はその代償に取られた。聖書も、印刷したのは彼だが、出版したのは別の人である。
 ----
 -聖書の中に[[犬]]は18回出てくるが、[[猫]]は1回も出てこない。
 ----
 -人類が誕生してから現在までの長い間にもっとも多く印刷され、もっとも多く売れた本は、当然のことながら聖書。
 ----
 -単純にバイブルと言っても新約聖書と旧約聖書がある。~
 新約聖書は英語で言うと「new bible」と解りやすいが、旧約聖書は「old testament」と言う。~
 ここで言う「testament」とは遺言とか契約と言う意味。
 ----
 -ルーズベルト大統領が創設したアナニヤ・クラブは、うそつきであることが会員資格となっている。アナニヤとは聖書に出てくる人物で、英語《Ananias》ではうそつきの代名詞。
 ----
 -旧約聖書には「水中の魚類のうち、ヒレ・ウロコのあるものは全て食べてよい。しかしヒレやウロコのないものは一切食べてはならない。それは汚れたものである。」という掟が出てくるので、欧米の反捕鯨運動が激しいのは、この一文の影響もあると言われている。 
 ----
 -旧約聖書は2000年にわたる歴史だが、その中の人名は皆違う。息子に、父や祖先の名をつけて「Jr.」と呼ぶと言った重複はない。
 ----
 -オナニーの語源は旧約聖書の創世記に登場するイスラエル人の名前オナンから来ており、元の意味は膣外射精のこと。
 ----
 *ホテルの聖書 [#a4e01567]
 -ホテルなどに泊まるとなぜかキリスト教系のホテルでもないのに各部屋に『聖書』などがおいてある。~
 もっとも、それを手にとって読む人などはほとんどいない。~
 ----
 -このホテルの各部屋に『聖書』を置くということを始めたのは、アメリカ・モンタナ州アイアンマウンテンにある「スペーリアホテル」だと言われている。~
 1908年11月、はじめて客室に『聖書』を置き始めた。この『聖書』は1899年に設立された国際聖書寄贈協会の会員が配布したものだったのです。~
 その後は、他のホテルが真似をしたというわけでなく、寄贈されてくるから置くという状態でアメリカ全土に、そして世界各国に広まったのです。~
 ----
 -もっとも、『聖書』を置いているホテルは基本的にキリスト教圏の国にあったりしますが、日本のようにキリスト教が主流でないのに置いてある国は珍しいのかもしれません。~
 かといって、ホテルに泊まったらその部屋に般若心経の本が置いてあっても、それはそれでちょっと不気味かも知れません。
 ----
 *6月6日 恐怖の日 [#q07d51ff]
 -新約聖書の以下の一節にちなんで6月6日が恐怖の日となりました。といっても6月6日ではなく本来は《666》という数字が関係しています。~
 -「ここに、知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である。」(ヨハネの黙示録第13章18節)~
 -この一節から映画『オーメン』に出てくる主人公ダミアンのキーワードが"666"という数字になっています。~
 ----
 *聖書項目 [#k98abea3]
 -[[犬]]・[[息]]・[[杏:アプリコット>杏]]・[[クリスマス]]・[[オナニー]]・[[オウム真理教]]・[[嘘]]・[[ゆり]]・[[目からウロコが落ちる]]・[[マジック]]・[[ハト]]・[[ジャック]]・[[ノアの方舟]]・[[猫]]・[[タレント]]・[[痔]]・[[ギネスブック]]・[[芥川龍之介]]・[[人の噂も75日]]・[[豚に真珠]]・[[りんご]]・[[イエス・キリスト]]・[[コペルニクス]]・[[大隅重信]]・[[ガリレオ・ガリレイ]]・[[アーメン]]
 ----
 *更新履歴 [#ze6083b3]
 -2002.04.24.語源:知泉
 -2000.01.27.ホテルの聖書:知泉No.121
 ----
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ