[[し]]【しなのがわ:信濃川】[[川]]
*解説 [#q59aff39]
-川は水流を出てから海にたどり着くまでに何度か名前を変える。(利根川や木曽川などは変わらないが、こっちのほうが少数派)~
-その名前を途中で変えると言うことに関して、日本一長い川で知られる信濃川では不思議な現象が起こっている。~
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-信濃川の水源は信濃と甲斐・武蔵の国境にそびえている甲府信ヶ岳に発生します。実はその水源から発生して佐久盆地・上田盆地を流れている間は《千曲川:ちくまがわ》と呼ばれています。~
-その後、犀川と合流し、新潟県に入った時点でやっと《信濃川》と呼ばれるようになるのです。~
-つまり本当に信濃と呼ばれていた土地を流れている間は《千曲川》で、そこから出た途端に《信濃川》と呼ばれるようになるのです。~
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-さらに地理的な問題で言うと、信濃川と実際に呼ばれている川は150キロ程度しかないので日本一とは呼べなかったりします。~
-※川の名前はその川の水源などの地名から名付ける事が多かったりしますので、この信濃川と言う名前も別に不当表示と言うワケではなかったりします。~
*更新履歴 [#k685dcbf]
-2000.6.25