[[た]]【たたみ:畳】
#counter(today)
*タタミの豆知泉 [#qd78e1be]
-畳のサイズは、関東より関西のほうが縦14cm、横7cm大きい。
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-四畳半で「半」の部分が真ん中にくる畳の敷き方はデザイン的に綺麗だが、その敷き方は「切腹間」と呼ばれ、家相学上大変縁起が悪い。切腹の際、この半畳部分をひっくり返して、そこで腹を切ったため。
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-旅館の大広間などでは、畳を全部一定方向に揃えて敷いてあることがあるが、あの敷き方は「不祝儀(ぶしゅうぎ)敷き」という。一般的な縦横を交えた敷き方を「祝儀敷き」という。
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-「畳」は日本で生まれた物で「タタミ」は純粋な日本語。中国では、タタミを当て字で「榻榻米:tatami:タァタァミィ」と表記する。
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-平安時代、基本的に家はすべてフローリングで、座る場所にだけ座布団のように畳があった。かの清少納言が来客者に畳をすすめた時、たまたま畳の上に書きかけだった『枕草子』があり、それを客が読んだ事がキッカケで『枕草子』が世に出る事となったという。
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-畳のサイズなどは織田信長が決めたという説がある。敵に襲われた時に防具になるという考えから作られたという説。サイズは身が隠れるだけの高さ、幅があり、当時の火縄銃では貫通しないだけの厚みを考えたということらしい。