焼酎 の変更点


 [[し]]【しょうちゅう 焼酎】
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 *焼酎の豆知泉 [#s5a2e654]
 -チューハイのチューは「焼酎」から来ているが、ハイはどこから来たのだろうか?これは「杯」ではなく『ハイボール』の略。
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 -いも焼酎の原材料は[[サツマイモ]]だが、100%イモではなく、[[米]]もちゃんと使われている。
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 -焼酎に関するもっとも古い文献は[[鹿児島県]]鹿児島郡山八幡神社にあった「其時座主ハ大キナこすてをちやりて一度も焼酎ヲ不被下候、何共めいわくな事」という[[1559(永禄2)年>1559年]]に[[神社]]を造った[[大工]]の[[落書き]]。~
 ※この文章により焼酎は[[室町時代]]末期に完成していたと言う事が判明したのだが、その文章の意味は「座主がケチで一度も焼酎を飲ませてくれなかったので不満」と言うグチ。
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 *解説 [#v028ebef]
 -焼酎のラベルを見るとよく『焼酎甲類』と表示されている物を多くみかける。しかし「甲」はあっても次のランク「乙」の物は見かける事はほとんどない。~
 が、実はちゃんと「乙種」が存在する。~
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 -酒税法によって「甲種」は連続式蒸留機で作られた高純度の[[アルコール]]を36度未満に水で割ったものと決められている。~
 これは一般に[[梅酒]]をつくるときに使用される「ホワイトリカー」と呼ばれることが多い。~
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 -いっぽう「乙種」は単式蒸留機でつくられ、アルコール度数は45度以下、エキス分が2度未満と決められている。~
 実は「乙種」というのは、米焼酎・麦焼酎・芋焼酎など、一般的に「本格焼酎」と呼ばれる物なのです。~
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 -何故「焼酎乙種」と呼ばずに「本格焼酎」などと呼ぶようになったのか?と言うと、本来は製造法での分類法の「甲乙」が優劣を指すように思えてしまうために、それを嫌って「本格焼酎」と呼ぶようになったのだ。
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 *11月1日 本格焼酎の日 [#jf606fa8]
 -1987(昭和62)年9月、[[九州]]で開かれた本格焼酎業者の会議の場で制定。日本酒造組合中央会が実施。~
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 -その年に8〜9月ごろから仕込まれた新酒が飲めるようになるのが[[11月1日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=11/01]]ごろであることから。~
 -焼酎は蒸留法の違いによって酒税法上「甲類」と「乙類」にわけられますが、この表現が等級の違いのようでありまぎらわしいため、原料の風味が活かされた乙類を「本格焼酎」と呼ぶようになりました。
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 -別の説として、[[1990(平成2)年>1990年]]に作曲家の中山大三郎氏たちが設立した世界本格焼酎連盟が制定したと言うものもあります。~
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 *関連サイト [#m906863c]
 -日本酒造組合中央会[[http://www.japansake.or.jp/>http://www.japansake.or.jp/]]
 -日本蒸留酒酒造組合(甲種焼酎の酒造組合)[[http://www.shochu.or.jp/>http://www.shochu.or.jp/]]
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 *更新履歴 [#h328ac4c]
 -1998.00.00.知泉
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