小林一茶 の変更点


 [[こ]]:小林一茶(こばやしいっさ)
 [[人名こ]]【こばやしいっさ:小林一茶】
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 *小林一茶の寂しい幼年期 [#v1ec6fab]
 -小林一茶の残した俳句は「痩せ蛙、負けるな一茶ここにあり」などに代表されるように優しい視線から作られた物が多くある。~
 というのも一茶自身が子供時代に親の愛に恵まれていなかった事が関係しているのかもしれない。~
 一茶の生母は、満2歳3ヶ月の時に死去しており、一茶の世話はほとんど祖母がしていたとされている。~
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 -そして一茶、8歳の時に父親が後妻を迎えるのだが、その人物はかなり厳しく気性が激しかったらしく、気の弱い一茶とはどうも気が合わなかったらしい。さらにその新しい母に子供(異母弟・仙六)が生まれた後は、もっと一茶は嫌われ、弟のおもりをしているときに泣き出すと激しく叱られたという。~
 一茶は常にビクビクしていたのだが、父親も新しい母側について一茶の事を疎ましがっていたため、唯一の心のより所は育ての母とも言うべき祖母しかいなかった。~
 しかし一茶が14歳の時に祖母がなくなり、家庭の中で孤立無援の状態となってしまった。~
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 -そこで父親は「オマエは家族とうまくやっていけないので、江戸に奉公に出すしかない」と言いだし、一茶は家族から厄介払いをされてしまうのです。~
 この事が一茶の俳句に色濃い情感を生み出すことになるのかもしれません。~
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