暑中見舞い の変更点


 [[し]]:暑中見舞い(しょちゅうみまい)
 #counter(today)
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 *6月15日 暑中見舞いの日 [#v56f746f]
 -1950(昭和25)年6月15日、暑中見舞いはがきがはじめて発売されました。~
 -[[1950(昭和25)年>1950年]].[[6月15日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=1950/06/15]]、暑中見舞いはがきがはじめて発売されました。~
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 *解説 [#n6da7865]
 -暑中見舞いはいつからいつまでの間に出せばいいのか?~
 と質問をした時に、普通は「6月下旬から7月15日前後まで」と言う答えが戻って来ます。~
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 -しかし、よく考えてみると「7月15日」と言うと、[[梅雨]]が明けるかどうかという時期で、確かに暑い日も多かったりしますが、暑さの真っ最中と言うイメージはありません。~
 逆にこれからもっと暑くなるという時期です。~
 そんな頃に暑中見舞いっておかしいとは思いませんか?~
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 -実はこの「6月下旬から7月15日前後まで」というのは関東で言われている暑中見舞いの時期なのです。関西では「7月下旬から8月15日まで」と言うのが暑中見舞いのシーズンとなっています。~
 こっちの方がいかにも[[夏]]の暑さ真っ盛りと言う感じがします。~
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 -これは「新暦」と「旧暦」の差なのです。~
 いわゆる「新暦」で昔からの風習を行うと、時期が約1カ月ほどズレてしまいます。「五月晴れ」というのは本来は現在の梅雨時の6月の晴れ間を言った。と言う風にです。~
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 -つまり以前から「暑中見舞い」は「6月下旬から7月15日前後まで」と言われて来たのですが、それは旧暦の話。新暦に直すとその時期は関西で言うところの「7月下旬から8月15日まで」にあたるのです。~
 それを新暦に直した時に無理矢理日付だけそのままにした為に現在の様に、まだ完璧に暑くない時期に「暑中見舞い」を出すと言う事になってしまったのです。~
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 -それと同じような事に「[[七夕]]」と言う物があります。~
 七夕は「7月7日」と言うのは半ば常識になっていますが、ハッキリ言って7月の初旬は梅雨の真っ最中でカラリと晴れて天の川が見える事は少なかったりします。~
 実は本来の七夕は「旧暦の7月7日」で現在使用している新暦では8月の初旬と言うことになります。これならば天の川もしっかり見ることが出来そうな感じです。~
 仙台で行われる七夕祭りが8月に行われるのは、しっかりと「旧暦の7月7日」に行われているからです。
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 *更新履歴 [#ad0b2327]
 -2000.00.00:知泉
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