七輪 の変更点


 [[し]]【しちりん:七輪】
 #counter(today)
 
 *なぜ七つの輪? [#kdd46ac8]
 -最近はシステムキッチンの中にはグリルなどが付いていて、煙などが出ないように[[魚]]を焼くことが出来ます。~
 しかし昔は家の中に魚を焼く臭いが籠もらないように、表で七輪を使って魚を焼いたものです。~
 この七輪は[[江戸時代中期]]に一般家庭に普及し、明治以降は一時期下火になったのですが、物資が少なくなった戦時中から戦後に掛け、再び脚光を浴びました。~
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 #ref(http://tisen.jp/tisen/g04/82057.jpg,around,nolink)~
 -最近の七輪をしらない世代にとっては「七つの輪」を想像してしまう名前ですが、[[写真]]をみた通りにそんな形状ではありません。~
 もともと七輪とは「輪」ではなく「七厘(しちりん)」と書きました。~
 この七輪は燃費がいい道具として重宝され、少ない炭だけで[[料理]]が出来ると言うことから煮物をするときでも「たったの七厘程度の金額でも作れる」と言うことが宣伝文句として言われるようになったのです。~
 しかし「厘」という通貨単位は明治以降に使われ始めた物で、この名称は明治以降に言われ始めたものです。~
 それがいつしか「七厘」→「七輪」と替わっていったのです。~
 
 #clear
 *他の説 [#mf9a26e6]
 +底に7つの穴がある七輪が多く現存していることから「底に7つの空気穴(輪)があるから七輪」~
 +七輪自体の値段が7厘だった。
 +7厘の重量の木炭で火力を得ることができた。~
 しかし1厘=0.0375g、7厘では約0.26gで、軽すぎるので怪しい説です。
 
 *更新履歴 [#zee6e6a5]
 -2002.04.17
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