酸素 の変更点


 [[さ]]:酸素(さんそ)
 #counter(today)
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 *酸素の豆知泉 [#v250b5f7]
 -地球生命のもっとも初期のものは、たぶん気体酸素のない環境で発生したと思われる。現在も酸素で死ぬ微生物がある。
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 -酸素は液体にすると磁石にすいよせられるようになる。
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 -[[地球]]の大気に含まれる酸素の割合が24%を越えると、地球全体が一瞬にして炎に包まれて燃えつきてしまう。~
 しかし、現在の大気中においては、酸素の割合は21%しかないので心配はない。
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 -空気中の酸素が22%になると山火事なる危険性は70%増加する、という試算がある。
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 -[[空気]]中の酸素が20%をきると現存の陸上生物は生きていけなくなるといわれている。
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 *酸素の発見 [#n24c7051]
 -空気中には酸素が約2割含まれていて、これは生物が生きていくためには必要不可欠な物です。
 そんな酸素は1775年、[[イギリス]]の科学者プリーストリーによって発見されました。酸化水銀を分解して、そこからそれまで知られていなかった新しい気体を見つけ出した。それが酸素なのです。
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 -まずプリーストリーは気体の中に火のついた[[ロウソク]]を入れてみた処、火が勢いよく燃えた。翌日、その気体の中に[[ネズミ]]を入れてみた処、空気中より長期間生きる事が解った。
 そこから新しい気体が生物にとって有害な物ではなく、空気より良い物だと考え、今度は自分も気体を吸ってみた。
 「吸った感じは、普通の空気とそんなに違わなかったが、しばらくの間、[[胸]]が特別軽く、楽に感じられるようになった。将来、この純粋な空気が流行して贅沢品にならないと誰が言えるだろうか。今現在は、その純粋な空気を吸う権利を得たのは2匹のネズミと私だけだ」と感想を残している。
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 *酸素の語源 [#a93e3590]
 -酸素はフランス語で「oxygene(オキシジューヌ)」と言うが、これは1779年に[[フランス]]の科学者・ラヴォアジェが命名したもので(1789年に元素表に加えた)、直訳すると「酸を生成するもの:酸の素」という意味。
 -酸素は[[フランス語]]で「oxygene(オキシジューヌ)」と言うが、これは1779年に[[フランス]]の科学者・ラヴォアジェが命名したもので(1789年に元素表に加えた)、直訳すると「酸を生成するもの:酸の素」という意味。
 -ラヴォアジェは[[硫黄]]を燃やすと亜硫酸、[[リン]]を燃やすとリン酸、[[炭素]]を燃やすと炭酸に変化し、酸を生じるところから、酸素がすべての酸の根元物質で、酸にはかならず酸素が含まれていると考えてこの[[名前]]を考案した。
 -もっともそれは誤りと判明した。(塩酸は塩素と水素から出来ている等)
 実際の所、素と言えるのは[[水素]]の方だと後に判明したのですが、一般的に酸素という呼び名が定着した後だったので、現在に至るまで訂正無しで酸素と呼ばれている。
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 *更新履歴 [#q6445523]
 -2000.00.00.知泉
 -2005.00.00(酸素の発見)知泉
 -2006.02.27(酸素の語源)知泉
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