雑草 の変更点


 [[さ]]【ざっそう:雑草】[[植物]]
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 *解説 [#sa21e8f6]
 -日本は島国と言うこともあって長いこと独自の文化を創り上げてきた。~
 それと同じように植物などの生態系でも独自の生態系を守り続けてきたのだが、それは文化と同様に、鎖国を解いた明治以降大きな変化を余儀なくされてしまった。~
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 -一般的に海外から入ってきた帰化植物は繁殖力が強く(気候や風土が変化しても繁殖するのだから当然だが)そのまま日本で野生植物化するものも少なくない。~
 これらは雑草となり他の植物の繁殖を妨げるばかりか、花粉症などの原因として人体に悪影響を与えるものもある。~
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 -現在「雑草」と言われている植物の90%近くが帰化植物だと言われている。~
 『オオイヌフグリ』『ハルジョオン』『ムラサキカタバミ』などがそれです。~
 さらに家畜が食べると中毒を起こす『ドクニンジン』『ドクムギ』『ドクゼリモドキ』などもあるので始末に負えないのです。~
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 -花粉症を引き起こすものとしては『ブタクサ』『セイタカアワダチソウ』などがあり、これは北アメリカで報告されていた花粉症を日本にもたらした植物なのです。~
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 -『タンポポ』は古来より日本でも生息していたが、実は現在一般的に『タンポポ』と言われている物はほとんどが外国から入ってきたもので、日本古来種は他の植物に繁殖を妨げられ滅多に見ることが出来なくなっている。~
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 -もっとも逆に日本から海外へ出ていったものもあって、北アメリカでは『ハハコグサ』『トキワハゼ』、ヨーロッパでは『イタドリ』と言った植物が自然繁殖している。
 
 *更新履歴 [#j0dac38b]
 -1998.00.00
 
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