の変更点


 [[さ]]【さくら:桜】
 #counter(today)
 
 *桜の豆知泉 [#v588224a]
 -桜は卒業・入学時期のイメージの花だけど、[[沖縄県]]では1月に咲く花。[[北海道]]では5月下旬に咲く花。
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 -[[桜餅]]に使われる桜の葉っぱはどんな桜でもいいわけではなく、[[伊豆半島]]や[[伊豆大島]]に棲息しているオオシマザクラの物がよいとされている。~
 このオオシマザクラは他の品種に比べ、香り成分を多く含み、さらに[[葉]]の裏側に[[毛]]が生えていないので使い易いのです。
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 -桜前線は1日に35km北進する。3日で100m高度を上げる。
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 -[[日本酒]]にある「黄桜」は同名のサクラから取られた物。~
 黄桜酒造の初代社長が大好きだったので、最初日本酒にその名前を与え、さらに社名が「黄桜酒造」となった。
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 -日本には200〜300種類の桜があるが、そのほとんどは桜の愛好家や育種家が創り出した 園芸品種であり、昔からあった自生種は10種類くらい。それも元をたどれは数種類に行きつく。 そのうち主要なものが、西日本の山桜、東日本の彼岸桜、北日本の蝦夷山桜(大山桜)。(尻取雑学:FOX)
 
 *語源 [#n10236b3]
 -日本を代表する花の桜だが、語源は諸説あってハッキリしていない。
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 -説1)~
 サクラの《サ》は早苗・早乙女(早苗を扱う乙女)・五月(早苗を扱う月)などの意味で、稲の霊魂を表す言葉。~
 《クラ》は神座(かみくら)・岩座(いわくら)などに使われるクラと言う言葉で、寄り集まった物を指している言葉。~
 つまり、日本にとって大切な稲の霊魂が集まっている花と言う意味で《サクラ》と名前が付いていると言う説。~
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 -説2)~
 [[山]]の神さま《大山御子祇命:おおやまずみのみこと》と、野の神さま《草野姫命:くさのひめのみこと》の間に生まれた《木花開耶姫命:このはなさくやひめのみこと》の伝説が語源になっていると言う説。~
 父親に用事を頼まれた《さくや姫》は、霞に乗って富士山の上空へ飛び、そこから花の種を蒔いたと言われている。~
 その時に蒔かれた花は《さくや姫》の名前から《サクラ》と呼ばれるようになったと言う説。~
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 -説3)~
 それ以外の語源は《咲く》《盛ん》《幸:さきく》《酒》に通じる物。~
 他の花より《先に咲くらむ》と言う事からと言う物もある。~
 
 *桜関連項目 [#ac08c2e6]
 -[[ソメイヨシノ]]
 
 *桜の花のメカニズム [#qf8b6b9b]
 -桜の花のつぼみは、花が散って若葉が茂り始めた頃にはすでに次の春の為の物が葉陰に準備されている。~
 その後、[[梅雨]]の[[雨]]を受け、[[夏]]の日差しを受け、[[秋]]風を受けて、[[冬]]の寒さを耐えて、[[春]]にやっと咲くと言う仕組みになっている。~
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 -大事なのが冬の寒さで、一度零度に近い寒さを感知する事が一番重要になります。~
 その寒さを経験して次にある一定の温度まで暖かくなったら花を咲かせようと開花ホルモンの活動が始まるのです。~
 その為、秋口に数日間、冬のような寒い日が続き、その後小春日和のポカポカな日が何日か続くと、桜の中には勘違いして花を咲かせる物が出てくる。~
 
 *学校にある桜の木は死の象徴? [#k8c5f542]
 -多くの学校の校庭には桜の木が植えられており、卒業・入学式シーズンの気分を盛り上げてくれる。~
 が、本当はそんな理由ではなく、かなり暗い理由がそこには存在している。~
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 -昔から日本人は春に満開の花を咲かせる桜を生命力の象徴として愛していたが、[[明治時代]]に入ると国学者の平田学派が、軍国主義と結びつけ「パッと咲いていさぎよく散る」と言う精神を桜に感じると説き始めた事から、陸軍などの兵舎などに桜の木を植える所が増え始めた。(軍歌の「同期の桜」などはまさにその思想)~
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 -軍国主義が色濃くなるにつれて、一般の学校にも「死の美学」が浸透し、桜の木を植えるようになったと言うのが、学校に桜の木がある理由だったのです。~
 
 *更新履歴 [#z789afac]
 -1998.00.00
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