[[け]]【げんこうようし;原稿用紙】
#counter(today)
*原稿用紙の豆知泉 [#jf6c46e2]
-SM小説の大家・団鬼六氏は超多忙な時期、何冊ものSM誌にかけもちで連載をしていた。~
その為に、出版社を間違えないようにと、赤・青・黄と、出版社ごとに違う色の原稿用紙をつくって区別していた。~
*知識 [#p001e693]
-基本的に原稿用紙というと20×20の400字詰めのものを言う。~
原稿用紙として誕生したのは明治時代だが、そのルーツは300年前に遡る。~
------
-当時、万福寺と言う寺の住職だった鉄眼禅師と言う人が、隠元和尚が持ち帰った中国の明時代の「大蔵経」と言う本を印刷刊行しようと決心した。~
それから25年の歳月をかけて約60000枚にもおよぶ印刷用の木版を彫り上げ(1日に6.5枚のペース)、1681年に念願の刊行にこぎつけた。~
その時の木版が20字×20行で、これがのちの原稿用紙の見本になったと言われている。~
------
-さらにこの時に彫られた書体が、現在活字などで使用されている明朝体のもとになったとも言われている。~
*更新履歴 [#xdce62a6]
-2000.00.00