[[い]]【いぬ:犬】
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*11月1日 犬の日 [#va04b8ad]
-「ワン・ワン・ワン」の鳴き声の語呂合わせで、[[1987年]]にペットフード工業会など6団体が制定した日です。([[11月1日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=11/01]])~
同じ理由から[[2月22日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=02/22]]を「ニャーニャーニャー」と読んで、[[1987年]]から同会が「[[猫]]の日」も制定しています。
それ以外にも犬に関した記念日はありますが、色々な団体が独自に記念日を作っているの重複していたりします。~
-[[04月22日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=04/22]]:盲導犬の日~
-[[05月13日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=05/13]]:愛犬の日~
-[[07月23日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=07/23]]:犬の日~
-[[10月10日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=10/10]]:アイメイト・デー~
東京盲導犬協会が盲人と盲導犬への理解を深めてもらおうと、目の愛護デーに合わせて制定した。~
*犬の豆知泉 [#v71ec177]
-犬の年齢の数え方は、最初の一年で18歳。以後一年毎に4歳半を加える。~
つまり、生後5年の犬は人間で言うなら36歳で、生後10年の犬は58歳半となる。
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-[[東京都]]などに大雪が降った時、電柱脇に[[雪]]がかき集められている状態になると、犬は定位置で小便ができずにウロウロしてしまう。~
しかし雪国の犬は迷わず電柱付近で小便をする。
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-[[聖書]]の中に犬は18回出てくるが、[[猫]]は1回も出てこない。
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-日本でもっとも古い文献に残された犬の[[名前]]は《足往:あゆき》と言う。『[[日本書紀]]』の垂仁天皇の項に書かれている。
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-警察犬などで使われている強そうなイメージのあるシェパード犬、確かに犬以外(人間)には強いが、犬同士になるとめっぽう弱い。
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-シェパ−ドと言う犬は「羊飼い」という意味。~
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-シェパードは19世紀末に完成されたかなり歴史の浅い品種で、ドイツの退役軍人シュテファニッツがシェパードの基礎を作った。~
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-犬の中でも群を抜いて頭が良いと言われ[[羊]]飼いと言う目的の為に誕生したが、現在は軍用犬・警察犬・警備犬、そして盲導犬として活躍している。
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-普通の家の飼い犬でも、テストと犬種さえクリアすれば、警察犬になれる。
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-日本でレトリバーと言う犬のイメージは白色か茶色。しかしレトリバー発祥の地[[イギリス]]では黒が定番。
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-「[[ファーブル昆虫記]]」は母国フランスでは最初の出版から1989年まで70年以上再版されなかった。フランス人は犬より小さいものは興味がないと言われている。
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-カリフォルニアの農場主に飼われていたマックとジョージという犬は、11万2000ドルもの株式を相続し、株主総会にも出席した。
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-「刑事コロンボ」の主人公コロンボ警部はバセット・ハウンド犬を飼っている設定で、画面にもその姿を見せたが、名前はつけられていない。~
(もしかしたら「ドッグ」と言う名前かも知れないが、そう呼ばれている)
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-英ロマン派の詩人であるバイロンが飼っていた愛犬のボースンは、死後ニューステッド寺院に埋葬されたが、そこに立つ墓はバイロンのものより大きい。
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-柴犬の「柴」とは、「小さい」という意味。
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-年間に全ての種類の[[サメ]]に襲われる犠牲者は、犬に噛まれて死ぬ人よりもはるかに少ない。
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-鳥の[[カナリヤ]]はカナリア諸島から名付けられたものだが、カナリア諸島の語源はラテン語のカニアで「犬」という意味。昔、野犬が多数棲息していた島だったから。
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-[[オーストラリア]]のいくつかの州では「動物虐待防止法」により、エビや[[カニ]]など甲殻類を苦しませながら料理したり、飼い犬に恐怖を与えると、最高2年間の禁固刑か最高1万1000豪ドル(約96万円)の罰金、あるいは両方の刑を受ける。
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-[[西郷隆盛]]の銅像は、犬を連れて散歩しているようにも見えるのだが、実はウサギ狩りをしている姿を表している。その証拠に、帯の所に脇差と一緒に[[ウサギ]]を取るための罠用の紐を挟んでいます。ちなみに、犬の名前はツン。
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-西郷さんが連れていた愛犬ツンはメスの薩摩犬。しかし銅像を制作した時にオス犬をモデルにしたため、銅像の犬はオス。
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-所ジョージの家には、「ワンワン」と吠えない犬と、「ワンワン」と吠えるコキサカオウムがいる。
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-デブ子役からデブタレントに成長した内山信二(通称内山くん)が飼っているダックスフンドの名前は「社長」~
動物病院で名前を呼ばれるとき「内山社長」とアナウンスされるのが気持ちいいと言っていたが…
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-元首相の吉田茂が三匹の愛犬達に付けた名前は「サン」「フラン」「シスコ」だった。
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-美味しい食用犬の順位。~
1位:[[黄]](赤犬)~
2位:[[黒]]~
3位:花(いろんな色がまざっているぶちの犬)~
4位:[[白]]
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-[[中国]]や[[韓国]]では犬料理を作る際に、わざと虐待して(生きたまま皮を剥いだりして)料理する。こうすることでアドレナリンが分泌され、肉の旨味が増すと言う。(豆知泉1220)
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-食料としての犬の旬は《冬》
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-見せかけのごまかしの事を「羊頭狗肉」という。店頭には[[羊]]の[[頭]]を並べながら、客には犬の肉を売ると言う意味。
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-[[渋谷]]名物の[[忠犬ハチ公]]の銅像はハチ公が存命中に作られた。~
晩年のハチ公は自分の銅像の下で亡き主人の帰りを待った。(実は裏話がある…)
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-ソ連では、犬を訓練し爆弾を抱えたまま、敵戦車の真下に潜り込ませる作戦を考えた訓練をした。~
ところが実戦で犬たちは、敵戦車の下に潜り込む前に、訓練に使った味方の戦車に潜り込んだ為、 作戦中止になった。
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-戦前の漫画『のらくろ』の本名は「のら犬の黒吉」。
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-漫画『のらくろ』は二等卒として猛犬連隊に入隊、大尉まで出世したが、戦争末期になって依願免官し大陸で金鉱探しを始めた。その事業もさほど成功しなかったのか、帰国してから旅館の番頭をする。その後、探偵を経て、喫茶店のマスターになった。
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-ペットボトルを庭などに置くと[[猫]]が近寄らないと言う俗説。~
あれをみのもんたが言い出すのより、はるか昔、ニュージーランドでは「犬除け」として流行っていた。~
日本では現在基本的に野良犬が存在しないために、猫に差し替えられたらしい。
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-犬は人間のことを「食べ物をくれる、大きくて親切な強い犬」と思っている。
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-詩人ゲーテによる犬の解説「人間が犬が好きなのは不思議な事ではない。犬も人間と同じくゲスな奴だから友達になれるのだ」
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-江戸時代初期まで犬の鳴き声は「わんわん」ではなく「びよびよ」だった。~
※平安時代に書かれた「大鏡」の中では「ひよ」と書かれていますが、当時は濁点などが無かったために当時から「犬の鳴き声はびよびよ」だったらしい。他にも「べうべう・びやうびやう」などと表記されています。~
※研究者によってはヒアリングが変わったと同時に、時代によって犬の鳴き声も変わったのでは?と言う説もある。~
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-犬は人間と暮らす事によって[[笑う>笑い]]事が出来るようになった。[[口]]の両側を上げ[[歯]]を見せる事によって人間が喜ぶという[[学習]]能力の末に意識的に笑った表情を作れるようになったもの。それはあくまでも営業的な作り笑い。
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*イヌの嗅覚 [#a277d55b]
-犬の視覚はほとんど灰色だと言われ、[[目]]で物を識別する能力は優れていません。~
その代わり嗅覚が異常に発達しており、人間の100万倍と言われています。~
臭いをかぎわけるのは鼻の奥にある臭上皮と言うところなのですが、この部分をイヌと人間を比較してみると人間の臭上皮にある感覚細胞が500万個に対しイヌは2億2000万個もあります。さらに臭上皮の広さがイヌは人間の50倍もあるのですから、当然その性能も差が出てくると言うわけです。~
警察犬が犯人の残した持ち物を手がかりに、その跡を追うのはドラマでもお馴染みですが、例えば人間は1リットルの空気の中に400億分の1のアンモニア臭があれば「アンモニアの臭いがする」とやっと判るのですが、イヌはその100万分の1でもキャッチします。(知泉No.120/1999.01.26掲載)
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*イヌの嗅覚:2 [#qaaf51af]
-犬は嗅覚が鋭いことで知られている。一説によると、人間の最低嗅覚の一万分の一でも嗅ぎ分ける能力がある、とも言われる。~
しかしこの能力も、風が吹かないとガクンと落ちる。風が匂いを運んでくれないためだ。そのため、風の吹かない日の犬はイライラするらしい。~
埼玉県の某保健所所長の調べによると、風速2.5m以下の日には犬の噛みつき事故が特に多くなるという。~
また、同時に[[雨の日]]や曇りの日にも事故が多いことが判明した。こういう日は実に薄暗い。犬はただでさえ目の悪いから、こういう日はいっそう警戒心が強くなるのだろう。(知泉No.120/1999.01.26掲載:大中さんよりの投稿)
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*なぜ穴を掘る? [#k063fa1d]
-犬はとにかく地面を掘り返して穴を掘るのが好きだったりする。~
基本的に[[骨]]や拾ってきたガラクタを埋めるためだと思われているが、それ以外に深い理由があったりする。~
実はこれは遠い祖先のオオカミの習性が残っていて、ときどきそれがよみがえってくるのだと言われている。~
オオカミと言う動物は、山の斜面などに穴を掘ってそこに住んでいた。つまり、本能の中で一番基本的な部分らしい。さらに、食事を得るためにオオカミは、彼らの獲物である[[ウサギ]]や[[キツネ]]などが巣穴にもぐり込んでいる処を掘り出して捕まえていた。~
さらに現在も行っているように、獲物を保存するために穴を掘って隠しておいたとも言われている。~
つまり、オオカミにとって生きていくための重要な部分に「土を掘る」と言う行動があったと言うことになる。~
獲物を確保する必要もなく、住居の心配もない飼い犬が穴を掘るという本能が目覚めてしまうのは、どうも[[ストレス]]解消だと最近の研究では報告されている。かまってもらえない欲求不満や、運動不足がつのると穴掘りを始めてしまうと言われている。(知泉No.120/1999.01.26掲載)
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*カメと呼ばれた犬 [#z445e7e8]
犬のことですけど、幕末から明治の頃犬のことを「[[カメ]]」って言ってた時期があるそうです。~
英語圏の人が日本にはいるようになってペットの犬を呼ぶ時「カムヒァ」というのを聞いてカムがカメに聞こえたことが原因らしいですが、その後中華風の雑炊「チャプスイ」とくっついて犬鍋や広い意味での肉鍋を「カメチャブ」とか「カメチャボ」と言うこともあったそうです。~
数年前新橋にカウンターだけの立ち食い風すき焼き屋が出来たとき店名が「カメチャボ」だったので「やったー!韓国の民族料理犬鍋の店ができたぁ!」とぬか喜びしたことがあります。(知泉No.120/1999.01.26掲載:東京:コロ助さんよりの投稿)
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*出来事DB内:犬カレンダー [#zdfe84ba]
-1646/01/08 犬将軍と呼ばれた徳川綱吉/徳松丸誕生
-1695/11/13 「生類憐れみの令」幕府は敷地約十六万坪の犬小屋を作る。~
年間約八万石の食糧を消費
-1842/08/20 滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」が28年かかって完結
-1912/12/01 警察犬を採用:警視庁が2頭
-1914/11/10 忠犬ハチ公誕生
-1916/07/26 警視庁が闘犬などを禁止
-1928/03/15 上野:シェパード犬の博覧会/シェパードを飼うことが流行に
-1934/04/21 渋谷駅前で忠犬ハチ公の銅像・除幕式~
[戦争中.金属回収にあい現在のものは戦後再建]
-1935/04/08 渋谷駅前で主人の帰りを待ち続けていた忠犬ハチ公が死去
-1950/10/02 スヌーピー連載始まる
-1957/11/03 ソ連がライカ犬を乗せた人工衛星打ち上げに成功
-1959/01/14 [[南極大陸]]でカラフト犬タロとジロの生存確認
-1976/05/08 植村直巳:グリーンランド〜カナダ〜アラスカの犬ぞり一人旅に成功~
北極圏1万2000km/実質走行日数313日
-1978/04/30 植村直巳:単身犬ゾリで北極点に到達 (→8.22グリーンランドに到達)
-1978/08/22 植村直巳:単身犬ぞりで北極点を越え、グリーンランドに到着
-1984/06/19 グリーンランドに「ウエムラ峰」誕生/植村直巳が犬ぞりで横断したグリーンランドの2541mの高地をウエムラ峰と命名
-1995/01/05 愛犬家殺人事件・ペットショップの主人が逮捕
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*関連項目 [#l2d08ee5]
-[[犬も歩けば棒にあたる]]
-[[ドッグディズ:スリードッグナイト]]
-[[動物の鳴き声・効果音の英語表記]]
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*記載記録 [#v09ccc98]
-2006.02.27:知泉
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