月(マンスリー) の変更点


 [[つ]]【つき:月(マンスリー)】
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 *解説 [#he03eb76]
 -もともとローマ歴では1年を10等分して月を作っていた。~
 それを紀元前45年に[[ジュリアス・シーザー]]が暦を改正し、年始めに新たに「Januarius「Fabruarius」の二つの月を入れた。~
 その為にそれまでの月が二つづつズレる事になり、元々「8」と言う意味だった「October」が10月になるという不思議な事になってしまった。~
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 | ローマ暦 | ユリウス暦.シーザー期 | ユリウス暦.アウグスティス期 | 現在 |
 |   | 1月:Januarius | 1月:Januarius | 1月:January |
 |   | 2月:Februarius | 2月:Februariuss | 2月:Fabruary |
 | 1月:Martius | 3月:Martius | 3月:Martius | 3月:March |
 | 2月:Aprilis | 4月:Aprilis | 4月:Aprilis | 4月:April |
 | 3月:Maius | 5月:Maius | 5月:Maius | 5月:May |
 | 4月:Junius | 6月:Junius | 6月:Junius | 6月:June |
 | 5月:Quintilis | 7月:Julius | 7月:Julius | 7月:July |
 | 6月:Sextilis | 8月:Sextilis | 8月:Augustus | 8月:August |
 | 7月:September | 9月:September | 9月:September | 9月:September |
 | 8月:October | 10月:October | 10月:October | 10月:October |
 | 9月:November | 11月:November | 11月:November | 11月:November |
 | 10月:December | 12月:December | 12月:December | 12月:December |
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 -さらにシーザーは暦の上に自分の名前を残したいと考え、自分の誕生月を「Julius/ジュリアス」と変えてしまった(現在の「July/ジュライ」)~
 -さらにその後、シーザーの甥で初代ローマ皇帝になったアウグストゥスが政権を掌握した時に同じ理由で自分の誕生月を「Augustus/アウグストゥス」と呼ばせるように変更した(現在の「August/オーガスト」)~
 
 *各月の意味 [#a8cf2240]
 -1月「Janualy」:ローマの門戸の神様「Janus/ヤヌス」が語源で、この神様は過去と未来を見つめる二つの顔を持っている為に、新しい年を守る意味がある。~
 *【1月】 [#p5ed0989]
 -睦月・むつき:睦みあう、むつましくするという意味ですべてのものが、気持ちを寄せ合って新年を迎える
 -「Janualy」:ローマの門戸の神様「Janus/ヤヌス」が語源で、この神様は過去と未来を見つめる二つの顔を持っている為に、新しい年を守る意味がある。~
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 *【2月】 [#o065f704]
 -如月・きさらぎ
 -「生更ぎ」からきており、寒い冬から春に向かって草木が更生するという意味。
 -「February」:フェブルウスFebruusという神に由来する。過去には1年の最後の月だった。女性の浄めの儀式februaの月。 
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 *【3月】 [#bad1ff2e]
 -弥生・やよい
 -稲や草木が弥(ま)すます生い茂る月という意味。
 -「March」:ローマの軍神「Mars/マルス」に由来し、新年の武運を祈っている。
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 -2月「February」:清めの儀式「Febraus/フェブラウア」に由来している。~
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 *【4月】 [#a9651d40]
 -卯月・うづき:暖かい陽気に、うきうきと気持ちも浮き立つことから。
 -「April」:花咲くと言う意味のローマの言葉「aperire/アペリーラ」から付けられた。
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 -3月「March」:ローマの軍神「Mars/マルス」に由来し、新年の武運を祈っている。~
 *【5月】 [#h103088c]
 -皐月・さつき:早苗の植え付けをする月。
 -「May」:ギリシャの繁栄の神様「Maia/マイア」が由来になっている。
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 -4月「April」:花咲くと言う意味のローマの言葉「aperire/アペリーラ」から付けられた。~
 *【6月】 [#za67a662]
 -水無月・みなづき:正しくは「水之月」と書き、田の水が最も必要な月。
 -「June」:ローマの主神ジュピターの奥さんで、結婚の女神「Juno/ジュノー」が由来になっている。~
 そのために6月に結婚する花嫁を「June bride」といい、幸せになれると言う。~
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 -5月「May」:ギリシャの繁栄の神様「Maia/マイア」が由来になっている。~
 *【7月】 [#ze758478]
 -文月・ふみづき:七夕に詩歌の文を供え祭る風習があることから。
 -July:ローマ皇帝カエサル(ジュリアス・シーザー)Julius Caesarの名前にちなんでつけられた。 
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 -6月「June」:ローマの主神ジュピターの奥さんで、結婚の女神「Juno/ジュノー」が由来になっている。~
 そのために6月に結婚する花嫁を「June bride」といい、幸せになれると言う。~
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 *【8月】 [#if5ea4fe]
 -葉月・はづき:成長の激しい月であり、最も葉の茂る月であることから。
 -August :ローマ皇帝アウグストゥスAugustusの名前にちなんでつけられた。 
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 *【9月】 [#q6916c5c]
 -長月・ながつき:夜が長く月が美しい月であることから。
 -September:古代ローマ歴で7番目(septem)の月。 
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 *【10月】 [#i8acc48b]
 -神無月・かんなつき:収穫も終え、国中の神々が新しい年の準備で出雲に集まり、神が留守になるという意味から。
 -October :古代ローマ歴で第8番目(oct)の月。 
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 *【11月】 [#a88776f5]
 -霜月・しもつき:寒さが厳しく、霜を見かけることが多くなる月。
 -November :古代ローマ歴で第9番目(novem)の月。 
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 *【12月】 [#de4d2f39]
 -師走・しわす:すべてのことを「為果す」(しはす)月。すべて、為すべき事は、この月に果たそう。
 -December :古代ローマ歴で第10番目(decem)の月。 
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 *更新履歴 [#f8390f90]
 -1998.00.00
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