[[く]]【くじゅうくりはま：九十九里浜】[[千葉県]]
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*解説 [#v37c9e68]
-[[千葉県]]にある海岸で夏は海水浴場として賑わう。~
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-[[名前]]の由来は九十九里も続く長い浜辺と言う意味。~
しかし現実問題として昔の距離単位「1里」は「約4キロ」なので、名前の通りだと396キロも続く海岸と言うことになってしまう。~
もし言葉通りの海岸だとすると、東京辺りから名古屋まで延々と海岸が続いていないといけない事になる。~
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-実際の九十九里浜の長さはせいぜい52キロ程度で、「十三里浜」と言うのが正しい名称になってしまう。とりあえず長いと言うことを表現したかったのかもしれないが、これは不当表示なのではないか？と思われてしまう。~
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-しかしこの九十九里浜と言う地名は正しいという説もある。~
52キロと言う長さを99で割ると、ここで言う1里は約525メートルになってしまう。~
実は1里＝約4キロというのは明治2年に定められた長さで、それよりもっと昔の律令時代の1里と言うのが約525メートルだったのだ。~
つまり九十九里浜と言う地名はずいぶん昔から存在していて、その時代の長さを基準にして名付けられたとも言われている。
*更新履歴 [#n61f1c1c]
-知泉No.116/2000.01.21