回転寿司 の変更点


 [[か]]【かいてんずし:回転寿司】
 #counter(today)
 +[[寿司]]
 +[[回転寿司]]
 +[[稲荷寿司]]
 +[[カッパ巻き]]
 
 *元祖回転寿司 [#v2a7ed0c]
 -一昔前までは「いつか寿司屋のカウンターで思う存分、[[寿司]]を喰うぞ!」などと思う人もいましたが、現在は安く、気軽に、しかも好きなネタを好きなだけ食べることの出来る回転寿司が街のあちこちにあります。~
 そのため逆に、一般の寿司屋に出かけた時「ここの店って金掛かってないなぁ、だって開店させるベルトの設置もケチってんだろ」などと、ギャグが語られてしまいがちです。
 そのため逆に、一般の寿司屋に出かけた時「ここの店って金掛かってないなぁ、だって開店させるベルトの設置もケチってんだろ」などと、[[ギャグ]]が語られてしまいがちです。
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 -本来は[[江戸時代]]などは屋台でも食べられていた[[寿司]]が、いつしか高級料理に格上げされて庶民から離れつつあったのを、一気に本来あるべき姿の庶民レベルまで引き下げてくれたのが回転寿司なのです。~
 こんな大発明をした人は[[大阪>大阪府]]の白石義明氏です。~
 白石氏は25歳、[[1939(昭和14)年>1939年]]に[[満州]]に渡り日本人が多く移住していた大連でお座敷形式の[[天ぷら]]屋を開業したのです。~
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 -そして[[第二次世界大戦]]で敗戦した[[1947(昭和22)年>1947年]]に帰国し、東大阪市足代で大衆向け和食の『元禄』と言う店を開いたのです。~
 その店は繁盛したのですが、人手が足りないことにいつも頭を悩ませていた白石氏は、ある日飲食店組合の旅行で[[ビール]]工場を見学した時にオートメーション化された工場内をベルトコンベアーが走っているのを見て閃いたのです。~
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 -さっそく店内にベルトコンベアーを設置し、調理場から自動的に運ぶ《回転式食事台方式》を[[1950(昭和25)年>1950年]]から採用し、そのアイディアでさらに店は大繁盛するようになったのです。~
 その店が軌道に乗った為に[[1958(昭和33)年>1958年]]、東大阪市布施に『元禄』の支店を開くことにしたのですが、そこはメニューを寿司だけに絞りこみセルフサービスの店に徹底したのです。~
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 -当初は「そんなけったいな物を喰う人間なんておらへん」と言う評判も多かったのですが、セルフサービスにした関係で値段も安く、しかも好きな物を食べられると言うことで大繁盛。その2年後、大坂の食の中心地・[[道頓堀]]に2号店をオープンするまでになったのです。~
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 -そして現在は『廻る 元禄寿司』と言う店名で、全国に直営店とフランチャイズを併せて約150店舗にまで大きくなっているのです。~
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 *更新履歴 [#nf8e3e49]
 -2000.07.14
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