温度計 の変更点


 [[お]]【おんどけい:温度計】~
 [[せ]]【せし:摂氏】~
 [[か]]【かし:華氏】
 #counter(today)
 
 *摂氏 [#l4072dbf]
 -日本をはじめ多くの国で使われている摂氏温度(℃)ですが、これはスウェーデンの物理学者セルシウス(Anders Celsius)が1742年に定めた、水の融点を0度、沸点を100度としてその間を等分した温度目盛りがもとになっています。~
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 -中国でセルシウスに「摂爾修」という字をあてたので、日本では摂氏温度とも呼ばれます。~
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 -なお、現在では絶対0度(原子の振動が完然に停止し、それよりも低い温度には絶対にならない温度)を0K(ケルビン)、水の三重点を274.16Kとし、ケルビンの値から273.15を引いたものを摂氏温度と定義しています。~
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 -この定義によると、1気圧での水の沸点は100℃ではなく99.974℃になります。~
 
 *華氏 [#s2f3f62b]
 -華氏温度は、塩化アンモニウムを寒剤として得られる当時人間が作り出せた最低温度を0度、人間の平均体温を96度とし、その間を等分して得られます。~
 この温度目盛りによると、水が凍る温度は32度、沸騰する温度は212度となります。~
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 -ファーレンハイトが1724年に発表し、現在では主にアメリカ・カナダ・イギリスで用いられています。~
 中国では、ファーレンハイトに華倫海の字を当てたことから、「華氏」と呼ばれるようになりました。
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 -なぜ人間の平均体温を100度でなく96度にしたのかといいますと、96=12×8だからです。~
 12進法の単位も使われていました(1フィート=12インチはそのなごりです)ので、12の倍数で100に近いものをとったということなのだと思います。~
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 *5月14日 温度計の日 [#j5ab1511]
 -水銀温度計を発明し、華氏温度目盛り(°F)に名前を残すドイツの物理学者ファーレンハイトの誕生日:1686(貞享3)年5月14日。~
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 *更新履歴 [#pe0c3cd6]
 -1999.00.00
 
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