[[し]]【しお:塩】
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*塩の豆知泉 [#v941587b]
-アメリカには食塩摂取量の統計がない。(1999年の時点での情報)
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-料理本にある「塩をひとつまみ」というのは約1グラム。これは指2本でつまんだ時だが、これが指3本になると1.5〜3グラムとなる。
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-かつて炭坑夫達は毎日大量の汗をかく為、自然と食事(弁当)は塩辛い味付けを好むようになっていた。その食事は並の人にはキツイほどらしい。もちろん、普段汗で塩分は体外に出るので医学的にはさほど悪影響はない。が炭坑夫を引退した後も味覚は急に変わらず、その影響で引退後に突然病気になる事が多かったらしい。
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-妊娠中に体の事を思って、極端に塩を少な目にした食事をとるのは逆効果。~
そうした状況で生まれてきた子供は塩辛いものを塩辛いと感じる事が出来ない事がある。
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-塩分が濃いことで有名な湖『死海』の塩を全部取り出し、地球上の人々に配ると、一人当たり15トンの量になる。
*1月11日 塩の日 [#n641f394]
-1569(永禄11)年.[[1月11日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=01/11]]、[[上杉謙信]]が塩不足に悩む宿敵・[[武田信玄]]に塩を送ったとされています。~
この話が、「[[塩を送る]]」という言葉のもとになりました。
*塩の製造 [#ab888de2]
-塩の作り方は、大まかに言うと3パターンあります。~
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+岩塩より~
土中にある岩塩を採掘し、その中から塩の成分をふるい分ける方法ですが、現在日本では、採算があるほどの岩塩鉱山が無いために、この方法は行われていません。
+池や湖より~
これも日本では無い方法ですが、海外には濃度のやたらと濃い塩水で出来た[[湖]]などがあります。いわゆる海と隔たっているのですが、かつて海だったりした場所や岩塩鉱石を含んだ土地にある湖で、有名な処では黒海などがそれにあたります。~
それらの濃い塩水を蒸発させ、塩を取り出しています。
+海水より~
-日本で行われている塩の製造方法はこれです。と言っても、昔の方法と現在は違っています。~
昔は汲み上げた[[海水>海]]を[[土]]の上にまき、これを[[太陽熱>太陽]]で乾燥させ塩を取り出していました。~
現在もこの方法で塩を作る処もありますが、この方法の欠点は大量生産に向いていないと言うことです。もっともこの方法で作られた塩は[[ミネラル]]成分が多く含まれおいしいといわれています。~
現在は、海水を機械的に乾燥させて大量に塩を製造しています。~
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-日本では、古来より海水から塩を取り出していますが、それは大量の岩塩鉱山や濃い塩水湖が無いと言う理由以前に、周囲を海に囲まれ資源が無尽蔵にあるからなのです。
*塩の地名 [#qbd210df]
-人間が生きていく上で塩が必要不可欠の物だったりします。~
その塩を絶たれた為に絶対絶命の危機にあった甲斐の国の武将・武田信玄に敵だった上杉謙信が塩を送ったと言う話も美談として残されていたりします。~
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-[[金]]や[[銀]]を扱っていた場所が《銀座》と言う名前で残されているように、このライフラインとなる塩を扱う市場も現在地名として残されていたりする。~
その地名とは《長野・塩尻》《山梨県・塩山》《[[広島県]]・塩町》《奥只見・塩見峠》など、たぶん市の跡であろうと思われる塩がついた地名は全国に30近く残されている。~
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-その多くが、海から遠く離れた山間部だったりするのも、海から離れた内陸部で貴重だった塩の取引を意味しているのです。~
*更新履歴 [#k97215c7]
-2000.05.31