[[え]]【えきべん：駅弁】
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*4月10日 駅弁の日 [#ve2e4dda]
-「4」と「十」を合成すると『弁』の字に見えることから[[4月10日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=04/10]]に決め、駅弁の魅力をPRしようと、[[1993年>1993年]]に日本鉄道構内営業中央会が制定した。~
以前には「駅弁が日本で初めて売り出されたのは[[1885(明治18)年7月16日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=1885/07/16]]」だという説があり、それゆえ7月16日が駅弁記念日が定められましたが、これは諸説有り撤回されました。そのかわりに4月10日に駅弁イベントの日が移動したということのようです。~
*7月16日 駅弁記念日 [#nef9c786]
-[[1885(明治18)年>1885年]].[[7月16日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=07/16]]に開業した日本鉄道東北本線の宇都宮駅で、日本初の駅弁が発売された事から言われ始めた記念日。~
しかしこのソースとなった文献が1958年のもので、その後「駅弁１号は別の駅」という文献がいくつか提示された事もあり、現在では4月10日の駅弁の日が記念日となっています。
*駅弁の誕生 [#q1d16f32]
-日本初の駅弁は[[1885(明治18)年>1885年]].[[7月16日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=07/16]]の東北本線宇都宮駅でのことでした。~
この駅弁は(当時の)日本鉄道株式会社が、それまで宿場町だった宇都宮駅周辺で旅館業を営んでいた白木屋嘉平に駅弁製造を委託して売り出したものです。~
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-宇都宮駅で発売された駅弁第1号は『ゴマ塩をふりかけた[[梅干し]]入り[[にぎりめし]]×2個・[[たくあん>沢庵漬け]]』と言う内容で、それを[[竹]]皮で包んだもので、値段は五銭でした。~
この五銭というのを現在の価格に直すと約400円ぐらいなので、けっこう内容のわりに値段の高いものだったのです。（現在ならこの内容では250円ぐらい？）~
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-これ以前に、駅でおにぎりを売ったと言う記録もいくつか残されているが、駅前で勝手に売ったものらしく、駅で発売した「駅弁」と言うことで、この宇都宮の物が元祖とされています。~
参考文献としては
- -1877年に梅田駅（現大阪駅）で発売されたと1934年7月発行の「旅窓に学ぶ(ダイヤモンド社)」に書かれている。
- -1877年に神戸駅で弁当を発売したと駅弁業者「淡路屋」が主張している。
- -1882年に敦賀駅で駅弁を打った業者があったと敦賀駅の駅弁業者「塩壮」が述べているが、正しい発売開始年月日は不明。
- -1883年に上野駅前で駅弁が販売されたという文献あり「1883年12月：日本鉄道／改正日本鉄道規則及び諸賃金明細独案内」
- -1884年に高崎駅でおにぎり弁当を発売した「高崎弁当社史」に書かれている。
--1877年に梅田駅（現大阪駅）で発売されたと1934年7月発行の「旅窓に学ぶ(ダイヤモンド社)」に書かれている。
--1877年に神戸駅で弁当を発売したと駅弁業者「淡路屋」が主張している。
--1882年に敦賀駅で駅弁を打った業者があったと敦賀駅の駅弁業者「塩壮」が述べているが、正しい発売開始年月日は不明。
--1883年に上野駅前で駅弁が販売されたという文献あり「1883年12月：日本鉄道／改正日本鉄道規則及び諸賃金明細独案内」
--1884年に高崎駅でおにぎり弁当を発売した「高崎弁当社史」に書かれている。
-これらの弁当が先だという事で現在諸説紛々であるが、確実に鉄道会社からの依頼で駅校内で発売された記録として残されているのが宇都宮駅の駅弁なのです。
*本格的駅弁の誕生 [#k38bd255]
-ちゃんとした[[弁当]]の形をした折り詰め駅弁は、それから3年後の[[1888(明治21)年>1888年]]、山陽本線姫路駅で誕生しました。~
内容は『卵焼き・[[かまぼこ]]・魚料理・白米ごはん・[[きんとん]]・お新香』と言う、俗に言う「幕の内弁当」のようなもので、容器も経木で出来ていて折り詰めと呼べるものだったのです。~
*更新履歴 [#zede6b1b]
-2000.08.01
-2008/04/15
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