[[ろ]]：ロス疑惑の銃弾事件(ろすぎわくのじゅうだんじけん)
#counter(today)
----
*1985年9月11日 「ロス疑惑」の三浦和義 逮捕 [#l679e63b]
-1984年１月に雑誌「週刊文春」で連載が始まった『疑惑の銃弾』が、この事件の騒ぎの発端だった。~
もともと事件は1981年に[[アメリカ]]・ロサンゼルス市内で起こった。~
日本人夫婦が何者かに銃撃され、夫は負傷、妻は重体に陥った。そしてそれから１年後に妻は死亡した。~
しかし妻の死亡により夫に多額の保険金が支払われていたこと。また、銃撃された年の夏に妻がロスのホテルで何者かに殴打されていたことなどを「週刊文春」が疑問を持ち連載に踏み切った。~
三浦和義。その人物が事件の主役であった。~
----
-マスコミの報道合戦はすざまじく過熱し、逮捕されていない三浦に対し殺人事件の犯人という扱いで日夜報道され、一躍時の人となった。~
彼の経営するカフェバー「フルハムロードヨシエ」は東京の新名所になり、彼は週刊誌の人生相談にも登場した。さらに『不透明な時』と言う本まで出版した。~
----
-1985年９月11日~
しかしマスコミあげてのこのロス疑惑フィーバーも彼の逮捕をもって一応の幕を閉じた。~
逮捕後、彼は新聞社や雑誌社、テレビ局などを相手取り名誉毀損の訴えで200件以上の民事訴訟を起こした。~
その訴訟の殆どに勝訴したが、肝心の事件に関しては結論が出ないまま、13年が過ぎ、1998年突然無罪判決の末、釈放された。~
----
*更新履歴 [#b62444d7]
-0000.00.00：
----