レトルト食品 の変更点


 [[れ]]【れとるとしょくひん:レトルト食品】
 #counter(today)
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 ■この項目は【知泉的:語源&由来辞典】に移転しました。~
 
 *レトルトとは? [#v9edaae3]
 -レトルト食品は正確には《レトルトパウチ食品》と言います。~
 レトルトとは「加圧高温殺菌釜」の事を意味します。~
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 -パウチというのは「袋」の事を意味するので、単純に「レトルト食品」と言うと、缶詰なども含まれてしまうのです。~
 あくまでも袋に入ったものなので「レトルトパウチ食品」が正解なのです。
 『[[レトルト(retort)食品>http://tisen.jp/gogen/84-0019.html]]』
 
 
 *袋の秘密 [#n1fcf60d]
 -以前は忙しい時の為に「とりあえず」的な感もあった、レトルト食品ですが、最近はその味や品質も向上しています。~
 以前は保存食と言えば、[[缶詰]]・ビン詰めが主流でしたが、現在はコンパクトながらも1〜2年も常温保存出来ると言う利点から、普及しています。~
 この、ただ袋に入った食品がなぜ長期間の保存に耐えるのか?と言うと、その袋に大いなる秘密が隠されています。~
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 『知泉的:語源&由来辞典』↓[[こちらで構築中>http://tisen.jp/gogen/]]。~
 この「知泉Wiki」の内容を改訂してリニューアルしてます。
 [[&ref(http://tisen.jp/gogen/goge.jpg,around,nolink);>http://tisen.jp/gogen/]]~
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 -この袋は、ポリエチレン・[[アルミ箔>アルミ]]・ポリエステルなどの素材が二層以上重なったラミネート材質で出来ていて、法律上で「光・気体を通さない」「熱で溶かして密封できる」などのいくつかの条件をクリアしないと「レトルト食品」に使用できないことになっています。~
 食品が腐敗するのは、微生物・[[水分>水]]・[[酸素]]・温度と言う条件が揃ったときに起こります。~
 そこで袋の方にそれらを透過させない必要性が出てくるのですが、微生物のシャットアウトは以外と簡単なのですが、空気と水分のシャットアウトは難しいのです。~
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 -実は、[[空気]]を通さない素材、水分を通さない素材、というのは昔からあるのですが、その両方を通さない素材と言うのは存在しないのです。そこで考えられたのが、空気・水分を通さない2種類の素材を組み合わせて、どちらも通さない素材を創り上げることだったのです。~
 こうした研究の成果が、何気なく使われているレトルト食品の袋なのです。
 
 *高温度で短時間殺菌 [#a6612a67]
 -この袋に食品を入れ、できるかぎり袋の中の空気を抜いてから密封します。~
 その後、摂氏120度の高温で短時間加熱し、食品中の微生物を殺菌するのです。なぜ高温度で短時間殺菌なのかと言うと、低温長時間殺菌より食品の栄養価が失われやすいからなのです。~
 
 
 *更新履歴 [#q2db7f48]
 -2001.10.03
 
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