[[ら]]:駱駝(らくだ)
#counter(today)
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*ラクダの豆知泉 [#ub4b9ab5]
-ヒトコブラクダは人を乗せて移動する能力は、フタコブラクダの約3倍。
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*ラクダのコブの中身 [#ga95b0e8]
-よく「ラクダは長時間、[[水]]を飲まなくても大丈夫なのは、背中のコブの中に水が入っているから」などと勘違いしている人がいたりしますが、それは間違いであのコブの中身は脂肪状のかたまりで、その重さは40キロ近くにもなります。~
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-ラクダも水分がなくなるとダメージを受けますが、そのコブの中の脂肪を少しづつ使って栄養を補給しつつ、体力低下をセーブするのです。~
だから、[[砂漠]]を長く旅してきたラクダの場合、背中のコブも小さくしなびていたりします。~
だから、もしこれから砂漠を横断するためにラクダをチャーターしなくてはいけないと言う場合は、ラクダの若さなどよりコブの大きさで選んだ方が長持ちをするという事になります。~
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*ラクダと水分の関係 [#ga345957]
-一般的に大型動物の場合、体内水分が減少すると[[血液]]の絶対量が減ってしまい、最終的には生命維持が困難になってしまいます。~
例えば人間の場合、体重の5%以上の水分現象で意識が朦朧として、12%喪失で脱水症状を起こして死亡してしまいます。(普通に考えれば、体重60キロの人が水分だけを失って3キロ体重が減ったらかなり[[ヤバイ]]と思います。もちろん12%の7.2キロを失ったら言語道断と言う感じですが)~
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-しかし、ラクダの場合は体内水分を20%失ったとしても生き続けています。それは前述のコブの中の脂肪分でパワーを持続させる事が出来るからなのです。~
さらに、水分の吸収能力も抜群で、水分不足の状態でラクダがオアシスなどにたどり着いた場合、水を一気に飲み、体調をあっと言う間に元に戻してしまうと言うのです。~
その一気に飲む量というのは、家庭用の[[お風呂>風呂]]一杯分などは一息に飲んでしまいます。~
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-さらにラクダと一緒に生活をしていると判るのですが、彼らはほとんどオシッコをしません。本来は尿として対外に出るべき水分を体内で[[リサイクル]]しているのです。~
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*記載記録 [#bb32e6ba]
-2000.06.12記載:知泉
-2000.09.09追記:知泉
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