[[ふ]]【ふな:鮒】[[魚]]
#counter(today)
*フナの豆知泉 [#v72e1cba]
-フナにはほとんどメスしかいない。フナの卵は[[ドジョウ]]が精子をかけても孵化する。
*語源 [#n9d298e4]
-フナという魚は煮てしまうと、[[骨]]がやわらかくなってまるで骨など無いように食べることが出来る。~
-魚は普通、骨を避けて食べなくてはいけないので面倒くさいが、その点フナはそんな事もないのでそれが特徴として言われ「骨なし」とまで言われるようになった。~
----
-そこから「ホネナシ」→「ホナシ」→「フナシ」→「フナ」と変化をしたのでは無いかと言う説がある。~
*源五郎鮒の語源 [#a0e77738]
+フナの旬は[[夏]]で、その頃よく見かけるフナの事を「夏頃鮒・げごろふな」(夏=げ:夏至などの読み方にあります)と呼んでいました。~
それがいつの間にか人間の名前を呼ぶように「げんごろうぶな」となり「源五郎鮒」と言う種類になったと言われています。~
+[[滋賀県]]の権五郎と言う漁師が鮒を大量に捕獲する事ができ富を成したことから、この[[名前]]が付けられたと言う説もあるが何故「権五郎」が「源五郎」になったのかは判らない。~
+色が[[黒]]いので「玄黒・げんぐろ」と呼ばれていたのがいつしか「ゲンゴロウ」になり、当て字で「源五郎鮒」になったと言う説もある。~