フカヒレ の変更点


 [[ふ]]【フカヒレ】
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 *フカヒレの豆知泉 [#v7dca536]
 -[[中華料理]]でフカヒレが文献にでてくるのは明代中期の15世紀。普及したのは清代。日本では江戸中期。それ以前は[[鯉]]のヒレ料理。
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 -フカヒレスープは、あくまでも「フカヒレ料理」の切り落とした部分で作られる再生利用品。
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 -乾燥したフカヒレを[[水]]で元に戻すためには1週間も掛かる。[[たんぱく質]]が木材のように堅くなっているために、1・2日程度では水が染みこまないために。
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 -中華料理のフカヒレの大半が日本産。([[九州]]の五島列島周辺)
 
 *フカヒレの歴史 [#n1df06b2]
 -フカヒレと言うと中華料理の定番です。~
 そのフカヒレ自体にはさほど[[味]]はないのですが、あの食感がたまらないと言うワケなのです。~
 ちなみにフカヒレは保存されている時は、乾燥されてカチカチになっていたりします。~
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 -このフカヒレというのは、《ジンベエザメ》《ヨシキリザメ》《ドチザメ》など、色々な種類の[[サメ]]のヒレを使用します。~
 さらにフカヒレと言っても、色々な部位があって、高級な順に《尾ビレ》《臀部ヒレ》《胸ヒレ》《背ビレ》となっています。~
 フカヒレを食べるようになったのは400年ほど前、明代中期の15世紀からですが、好んで食べられるようになったのは19世紀・清朝時代ぐらいからです。~
 それ以前には「鯉のヒレ」が料理として珍重されていました。
 それ以前には「[[鯉]]のヒレ」が料理として珍重されていました。
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 -清の時代と言うのは[[中国]]の皇帝文化の最高潮期で、食に関しても中華料理の完成期、グルメの最たる時代でした。~
 -清の時代と言うのは[[中国]]の皇帝文化の最高潮期で、食に関しても[[中華料理]]の完成期、グルメの最たる時代でした。~
 調理人は毎日、皇帝を満足させようと珍しい食材を集め考案し続けました。~
 そこで食材を一端乾燥させて、それを戻すと味が深くなると言う方法にたどり着き、フカヒレを初めとして[[ナマコ]]・[[アワビ]]などの調理法も出来上がったのです。~
 
 *フカヒレの産地 [#a80a16aa]
 -中華料理のフカヒレの大半が日本産。
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 -中華料理の高級食材の1つフカヒレですが、実は多くが日本産です。~
 江戸時代からフカヒレやナマコ・アワビは乾燥した状態で《俵物》と言う名称で中国に輸出され、外貨をかせいでいました。~
 現在も九州の五島列島周辺がフカヒレのもっとも採れる地域で、中国で食べられるフカヒレの多くをここで取っています。~
 
 
 *更新履歴 [#q6cc8400]
 -2000.07.09
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