フォーク の変更点


 [[ふ]]:フォーク(ふぉーく)
 #counter(today)
 ---------------
 *フォークの豆知泉 [#zb148137]
 -フォークはもちろん西洋で考え出されたものだが、聖職者達は「神が作られた食物に触れることを許されるのは、我々の手だけだ」と叫び、長い間使用はタブーとされていた。
 ---------------
 -フォークが初めて[[ヨーロッパ]]に輸入されたとき、「神から遣わされた[[指]]を使わずに食べ物を口に運ぶとは神への冒涜である」として激しく批判された。
 ---------------
 -考案された当初のフォークは二股だった。
 ---------------
 -ファッションとして大きなカラー(フランシスコ・ザビエルの肖像みたいな奴ね)が流行した際に、汚さずに食べる必要性から宗教者の間でもフォークが取り入れられた。
 ---------------
 -江戸時代末期、[[オランダ]]人が食事の時にフォークを持ち込んだ。その当時はフォークの事を「ほるこ」「ほこ」あるいは「肉さし」と呼んでいた。
 ---------------
 *知識 [#z1443467]
 -フォークの先は食事用が4本デザート用が3本と決まっている。~
 フォークが生まれたのは17世紀初めのイタリアでの事。~
 それまでは調理道具では串(つまり1本フォークとも考えられる)しか使用されていなかったもので、使い勝手のよいように先が2本に分かれている物が考案されたのです。~
 ---------------
 -肉などを切り分ける際に、2本歯のほうが固定させて切りやすかったからです。さらに1本の串だった時より、差し込んだり、引き抜いたりするのも簡単なのと、切り分けた肉を皿などに移したりするのも楽だったことから、このフォークが一般的になりました。~
 最初は調理用として誕生したフォークですが、便利だと言うことで食事の際にも使用されるようになったのです。~
 ---------------
 -現在の様に4本になったのは18世紀のドイツで、その時に3本の物は肉のように硬く重くないデザート用として使われるようになったのです。~
 その後、5本6本のフォークも作られましたが、確かに本数を多くすると安定するのですがフォークの横幅が広くなってしまい食べにくいと言う欠点がありました。~
 そんな事で徐々に4本のフォークが一般的になり、最終的にはテーブルマナーなどをきっちり決めたイギリスで19世紀に「ディナーフォークは4本」と言うのが標準になった事から、世界中にそれが定番として広まったのです。~
 -2001.05.07記載
 ---------------
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ