[[ひ]]【ピーカン】
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『知泉的:語源&由来辞典』↓[[こちらで構築中>http://tisen.jp/gogen/]]。~
この「知泉Wiki」の内容を改訂してリニューアルしてます。
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*意味 [#vf2ef78c]
-抜けるような青空の事を指して言う表現です。
*語源 [#n092559c]
+もっとも一般的な語源は「[[煙草]]の缶入りピースのパッケージ色が抜けるような青い色なので、同様の[[青空>空]]を指してピース缶の様な空、と言うことからピーカンと名付けられた」と言うモノがある。~
+同様にピースの[[缶]]が語源になっているモノでも「ピースの缶には[[オリーブ]]の枝をくわえた[[鳩>ハト]]が描かれている」と言う事から来たと言う説もある。~
これはちょっと学術的説なのですが、鳩とオリーブの組み合わせは[[聖書]]にある「[[ノアの方舟]]」伝説が元になっており、雨が止んで洪水が収まった時に鳩が地面が見えていると言う意味でオリーブの枝をくわえて戻ってきた事に由来しています。~
つまり「雨が上がって晴れる=オリーブをくわえた鳩」と言う連想から、晴れのことをピース缶(ピーカン)と呼ぶようになったと言う説。~
+完全な天気と言う意味で「パーフェクト・コンディション」を略して「パーコン=ピーカン」となったという説。~
+[[オペラ]]「蝶々夫人」の中で歌われるアリアに有名な『ある晴れた日に』があるが、それを歌いながら蝶々夫人を待つ人物が「ピンカートン」なので、そこから晴天の事を「ピーカン」と呼ぶようになったと言う説。~
+山本嘉次郎によると「空がピーピーカンカンと晴れている」と言う言葉遣いが昔あり、そこから来たと言う説。~
これによるとピーピーとはあまりの天気の良さに喜んだ[[ヒバリ>雲雀]]が鳴いている声で、カンカンは[[太陽]]が照りつけている表現だそうです。~
+映画関係者では「[[映画]]撮影をするときに晴れた日には[[カメラ]]のピントがカーンと決まることからそう呼ぶようになった」と言う人もいます。
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とりあえず、最初の「ピース缶の色」と言うのが一番支持されているものです。~
*更新履歴 [#a93052e3]
-1999.00.00.知泉
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*意味 [#vf2ef78c]
-抜けるような青空の事を指して言う表現です。
*語源 [#n092559c]
+もっとも一般的な語源は「[[煙草]]の缶入りピースのパッケージ色が抜けるような青い色なので、同様の[[青空>空]]を指してピース缶の様な空、と言うことからピーカンと名付けられた」と言うモノがある。~
+同様にピースの[[缶]]が語源になっているモノでも「ピースの缶には[[オリーブ]]の枝をくわえた[[鳩>ハト]]が描かれている」と言う事から来たと言う説もある。~
これはちょっと学術的説なのですが、鳩とオリーブの組み合わせは[[聖書]]にある「[[ノアの方舟]]」伝説が元になっており、雨が止んで洪水が収まった時に鳩が地面が見えていると言う意味でオリーブの枝をくわえて戻ってきた事に由来しています。~
つまり「雨が上がって晴れる=オリーブをくわえた鳩」と言う連想から、晴れのことをピース缶(ピーカン)と呼ぶようになったと言う説。~
+完全な天気と言う意味で「パーフェクト・コンディション」を略して「パーコン=ピーカン」となったという説。~
+[[オペラ]]「蝶々夫人」の中で歌われるアリアに有名な『ある晴れた日に』があるが、それを歌いながら蝶々夫人を待つ人物が「ピンカートン」なので、そこから晴天の事を「ピーカン」と呼ぶようになったと言う説。~
+山本嘉次郎によると「空がピーピーカンカンと晴れている」と言う言葉遣いが昔あり、そこから来たと言う説。~
これによるとピーピーとはあまりの天気の良さに喜んだ[[ヒバリ>雲雀]]が鳴いている声で、カンカンは[[太陽]]が照りつけている表現だそうです。~
+映画関係者では「[[映画]]撮影をするときに晴れた日には[[カメラ]]のピントがカーンと決まることからそう呼ぶようになった」と言う人もいます。
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とりあえず、最初の「ピース缶の色」と言うのが一番支持されているものです。~
*更新履歴 [#a93052e3]
-1999.00.00.知泉
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