[[人名の]]【アルフレッド・B・ノーベル】
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+[[ノーベル賞]]
*ノーベルの豆知泉 [#v9d8a699]
-ダイナマイトの発明者アルフレッド・B・ノーベルの父親インマニュエル・ノーベルは、ベニヤ板の発明者である。
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-かのダイナマイト発明者のノーベルは、晩年心臓を患いニトログリセリンのお世話になっていた。
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-ノーベル賞の受賞式は毎年決まって12月10日だが、これはノーベル自身の命日にあたる。
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-「核兵器は[[馬鹿]]げた戦争を辞めさせる為に有効な兵器」と言う理由で、開発に貢献した物理学者の多くがノーベル平和賞を受賞している。
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-ノーベル賞は、どーんなに凄い事をしても選考する時点で亡くなってしまっている人には与えられない。あくまでも、この先の研究費用を授与するものなので。
*ノーベル賞を設立した理由 [#n7358be0]
-ノーベルが作ったニトログリセリン工場は、1864年に爆発事故を起こし、それによってノーベルの弟が亡くなっている。~
新たなる改良の為にノーベルは工場の再建を考えたのだが、その危険な工場の再建をスウェーデン政府は許可しなかった。~
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-現在ではニトログリセリンによってダイナマイトを発明した人として歴史に名前を残しているノーベルだが、生きていた間は偉大な化学者と言われるより、破壊マニアの危ない学者として周囲の人に恐れられ、そんな危険な物を発明・量産して金を儲ける人間として悪評が高かった。~
実際の処、後年はノーベルも戦争に使用され多くの人命が一瞬にして奪われていく事に心を悩ませていたと言う。~
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-実は、その様に悩み始めたのにはとある新聞の誤解が元になっていたりします。~
と言うのも、ノーベルの兄が死亡した時に、その死を勘違いした新聞社がどうせ本人は死んじゃったから見ることもないと「ダイナマイトで大儲けをした死の商人アルフレッド・ノーベル氏が死去！」と書いてしまったのです。~
-その自分の死亡記事を読んだノーベルはハッキリと自分が世間からどのように見られているのかと言うのを自覚し出したのだと言われています。~
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-実は生前は、戦争反対論者の間では悪評ばかりだったノーベルの名前と評価が高くなるのは、ノーベルの死後、その遺言により「人類の未来に大いなる貢献をした発明家・研究者たちに支援の手をさしのべるノーベル賞」が制定され、ノーベルが生み出した莫大な財産をその受賞者に与えると言うことが発表されてからだった。~
そのノーベルが亡くなったのが1896年12月10日ですが、毎年その命日である12月10日に、ノーベルの生まれた国スウェーデンで、ノーベル賞の授賞式が開催されます。~
*ノーベルが亡くなった1896年当時の人々 [#ac00495d]
◇[[清水の次郎長]]……(76)~
◇[[ファーブル]]………(73)~
◇[[トルストイ]]………(68)~
◇ノーベル…………(63)~
◇[[前島密]]……………(61)~
◇[[福沢諭吉]]…………(61)~
◇[[板垣退助]]…………(59)~
◇[[ムソルグスキー]]…(57)~
◇[[伊藤博文]]…………(55)~
◇[[グラハム・ベル>ベル]]…(49)~
◇[[明治天皇]]…………(44)~
◇[[コナン・ドイル]]…(37)~
◇[[]]森鴎外……………(34)~
◇[[新渡戸稲造]]………(34)~
◇[[マリー・キュリー>キュリー夫人]](29)~
◇[[島崎藤村]]…………(24)~
◇[[アインシュタイン]](17)~
◇[[ピカソ]]……………(15)~
◇[[山本五十六]]………(12)~
◇[[平塚らいてふ]]……(10)~
◇[[石川啄木]]…………(10)~
◇[[チャップリン]]……(07)~
◇[[ヒトラー]]…………(07)~
◇[[宮沢賢治]]…………(00)~
*老いらくの恋の大きな代償 [#q955e521]
-真面目で自分にも厳しかったと言われるノーベルですが、彼は40代の半ば頃、ふと入りこんだ細い路地で知り合った貧しい花売り娘と恋に落ちました。~
彼はその時すでにダイナマイトなどを発明し、その利益で大豪邸に住んでいたので、彼女を豪邸に招き入れ暮らし始めました。~
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-しかし、彼女はハンガリーの兵士と恋に落ちてその兵士の子供を身ごもってしまったのです。~
普通ならばここでノーベルの失恋で話は終わるのですが、なんとその彼女はこれまでノーベルと過ごしてきた日々を書き留めた日記と、ノーベルが彼女に宛てて贈った熱烈なラブレターをネタにノーベルを脅迫し始めたのです。~
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-すでに誰も知らぬ人がいない名士になっていたノーベルはその名誉の為に、その脅迫に屈して死ぬまで延々と大金を払い続けたそうです。~
ノーベルの死後、遺言執行人がこのラブレターを大金で買い取ったために、その内容が世間には知られずに終わったのです。~
*ノーベル [#kbd00544]
1833年10月21日○スウェーデン.ストックホルムに誕生~
1896年12月10日○享年63~
1901年11月27日○死後5年遺言によりノーベル賞制定~