[[せ]]【せり:芹】
#counter(today)
*分類 [#q784d24f]
-学 名:OENANTHE JAVANICA~
分 類:セリ科セリ属~
別 名:カワナ・カワナグサ・ネジログサ~
外国名:英語:WATER DROPWORT~
*原産地 [#k90c8ec2]
-原産地は日本・ユーラシア・熱帯アフリカ~
----
-春の[[七草]]の代表的な水菜~
もともと日本にも自生していた植物で、中国・台湾など東南アジア一帯に広く分布するセリ科の多年生草木~
セリの名は「[[日本書紀]]」にもあるが、平安時代の頃には歌にも登場し、古くから親しまれている食用植物である。~
湿地・沼や沢地に自生している。~
*語源 [#z2c437f6]
-小川の川岸などの湿地帯に、競り合うように生える。その「競り合う」と言うのが語源。~
*ことわざ:芹を摘む [#zfe8245e]
-思い通りにならない事を言うことわざ。~
昔、芹を好む皇后に惚れた庭掃除の男が、皇后の為にせっせと芹を摘んで捧げたが、結局は思いが通じなかったと言う故事による言葉。~
*毒セリに御用心 [#ld1260fe]
-セリには発汗作用や、保湿作用があるが、毒セリもあるので自生したものの見分け方も必要です。~
毒セリは地下茎が[[竹]]に似た緑色で太く、節がある。食べられる芹は細長い根があるだけなので区別しやすい。~
一般に売られている物は栽培物なので安心。~
*冬場のビタミン [#s7ec6259]
-セリ栽培は水田と畑があるが前者が多い。[[春]]から[[夏]]にかけて生育するが、早春に出荷される物を[[七草粥]]に使う。~
葉には[[ビタミン]]類も含まれており、食欲増進や冬場のビタミン補給に役立つ。~
昔の人は[[風邪]]が流行するとセリを摘み、削り節を加えてしょうゆ汁を作り、熱いお湯を注いで飲み早寝をした~
*更新履歴 [#ja153204]
-1998.00.00