[[す]]【すすき：芒・薄】[[植物]]
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*雑学 [#vc6c02db]
-[[秋]]の植物ですが、最近では「薄」と書いて「すすき」と読ませるパターンが多くなってきていますが、本来は『芒』の文字を使います。~
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-[[俳句]]の中では必ずこちらを使用します。もちろん、秋の季語ですすきの別名「尾花：おばな」も秋の季語になっています。~
しかし「芒散る」「尾花散る」の場合は秋の季語なのですが、これが「芒枯る」となると冬の季語になってしまうので御注意。~
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-[[万葉集]]の中にすすきを歌ったものが少なくありません。~
しかし[[平安時代]]に[[十五夜の月>満月]]を見上げる風習が[[中国]]から日本に入ってきたのですが、その時代はまだセットにして考えられておらず、十五夜の月に団子とすすきを備えるようになったのは江戸時代からだと言われています。~
そのために[[江戸時代中期]]に完成した「[[花札]]」の中で、俗に坊主と呼ばれる8月の札にはすすきが描かれて、その中で満月の絵が書かれている札は20点の最高札となっています。
*更新履歴 [#n5073700]
-1998.00.00