[[さ]]【さば-を-よ-む:サバを読む】
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*解説 [#l1bda496]
-数をごまかして報告する事を意味しています。~
語源には諸説あります~
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+一般的な説は、魚市場や魚屋などで[[サバ]]や[[イワシ]]といった小さな[[魚]]を数える時に、サッサと素早く数えて行ったりします。この時に数をごまかされても全然気づかないと言うことから、数をごまかすことをこの様に言うようになったとされています。~
+[[江戸時代]]に関西(上方)でお盆などの贈答品として使われた物に、サバを開いて干した物で《刺鯖:さしさば》と言う物がありました。~
この刺鯖は二枚重ねた物を1つと数えるのが普通だったので、2つの物を1つに数えることをこのようになったと言われています。~
+サバは魚の鯖の事ではなく、梵語で[[ご飯]]を指す(sattvahara)に漢字を当てた《生飯:さば》だと言うものもあります。~
寿司屋で[[寿司]]を握るたびに米粒を飯台の隅に付けてお客の食べた数を記録して置くのですが、適当にごまかす事もあると言うところから《飯粒を読む》→《生飯(さば)を読む》と変化したのだと言う説もある。~
*更新履歴 [#bdf7f3d2]
-知泉No.145/2000.02.24