ゴム の変更点


 [[こ]]【ゴム】
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 *ゴムの豆知泉 [#vb6fb29d]
 -19世紀初期のゴムは少しの熱で溶け実用性が無かった。それを現在の様に改良したのがグッドイヤー氏。~
 しかし特許を取ったが金にならず借金を残して亡くなった。なぜなら、まだ自動車が発明されていなかったので。
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 -世界的タイヤメーカーのグッドイヤー社はその発明者とは一切関係ない。~
 会社を作った時にその偉大なる発明者の名前をつけただけの社名。
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 -デュポン社の研究員だったカロザースは合成ゴム研究中の失敗によって偶然に化学繊維[[ナイロン]]を発明する。しかし研究員だったので特許は会社の物。
 
 *ゴムの有用性とグッドイヤー [#a9a68937]
 -ゴムと言うものは、1800年代初期までは[寒いと固くなり、暑いとベタつく]利用しにくい物質と考えられていました。~
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 -アメリカ人のグッドイヤー氏は1830年代、仕事に失敗し借金の未払いで刑務所に入れられるほど追いつめられていた。~
 そこで誰もが眼を付けていないゴムの改良を科学的知識もないまま始めたのです。~
 硫黄を混ぜても変化が無かったが、ある時なにかの加減で熱いストーブの上に落とし、それを拾い上げた処、気温の変化に関係なく弾力性を示す物質になったのです。そしてゴムと言う物質が人類にとって有用な物だということに気が付いたのです。~
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 -その後、研究を重ねて実用に耐えうるゴムを製造する方法で1844年に特許を取得したが、その製法があまりにも簡単なので無断に製造する業者が横行したのです。~
 その為に、告訴をしたり、まだ製法が広まっていない[[ヨーロッパ]]で宣伝を続けたりし、日々忙しく動き回っていました。~
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 -しかし結局1860年にグッドイヤー氏が亡くなった時には、元々あった借金は逆に何十倍に膨れ上がっていたのです。~
 なぜ、それまで誰も見向きもしなかったゴムの有用性に気づいたと言うのに、まったく商売にならなったのでしょうか。~
 実は、その時点ではまだ『[[自動車]]が発明されていなかった』のです。~
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 -グッドイヤー氏の名前が残ったのは、その後、自動車が[[発明]]されてゴムがダイヤの材料として具合がいいと判明した後、そのタイヤメーカーがグッドイヤー氏の名前を社名にしたためなのです。~
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 -同じくタイヤメーカーの『[[ブリジストン]]』も、ある日、ゴムを使った商品によって(タイヤではない)商売に大成功し、現在のきっかけを掴みました。~
 
 *5月6日:ゴムの日 [#q5d4f81e]
 -「ゴ(5)ム(6)」の語呂合わせで[[5月6日]]に決定。~
 ゴム製品のPRのために制定。 ~
 
 
 -1998.00.00
 
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