キャラメル の変更点


 [[き]]【キャラメル】
 #counter(today)
 
 *キャラメル日本史 [#v8685ef9]
 -日本で初めてキャラメルを作ったのは佐賀県出身の森永太一郎(1865〜1937)です。~
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 -名前の通りに、のちに「森永製菓」の創業者となる人物ですが、苦学の末12年間の[[アメリカ]]留学をした際にキャラメルという美味しいお菓子を体験し「これを日本で作ったら大人気になる!」と確信したのです。~
 そこで帰国して、[[1899(明治32)年>1899年]]8月、赤坂溜池に洋菓子専門の製造会社を設立して、キャラメル制作を始めました。~
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 -この当時のキャラメルは箱入りではなく、1個づつのばら売りでした。~
 実はこの時作られたキャラメルは現在日本で主流に成っているタイプのキャラメルではなく、アメリカ式のソフトキャンディで、初めて食べた多くの人が「[[歯]]にくっついて食べにくい」と、あまり好評ではありませんでした。~
 それでも横浜に住んでいる外人相手としてそこそこ売れていたそうです。~
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 -その後、改良され現在の様なワックスペーパー(油紙)で包んだモノに変化しましたが、ばら売りは大正3年まで続いていました。当時の値段は1粒5厘・40粒で80銭でした。~
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 -現在と同じ紙ケース入りになったのは大正3年で、この年に[[上野公園]]では大正博覧会が開催され、その特設売店で初めて紙ケースに入った20粒入りキャラメル(10銭)が登場し、爆発的な人気となった。~
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 -その後、量産体制ができあがり。「森永キャラメル」が全国的なヒット商品になりました。~
 
 *6月10日 ミルクキャラメルの日 [#nb14e099]
 -森永製菓が2000(平成12)年3月に制定。~
 [[1913(大正2)年>1913年]].[[6月10日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=1913/06/10]]、森永製菓が「森永ミルクキャラメル」を発売しました。~
 それまでは1899年の創業以来「キャラメル」とだけ書いて販売していました。~
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 -関連サイト○森永製菓:[[http://www.morinaga.co.jp/>http://www.morinaga.co.jp/]]
 
 *海産物だったキャラメル [#a0caaf6f]
 -[[グリコ]]と言えばキャラメルが有名ですが、もともとこの会社は栄養価のあるお菓子を作ろうと考えていて、その結果、炭水化物や糖類はグリコーゲンと言う物質になって肝臓などに蓄えられると言うことから、社名を『グリコ』としたのです。~
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 -で、このグリコのキャラメルですが、作られた[[大正時代]]当時の栄養を十分にとれない子供達の為にグリコーゲンを多く含む「[[牡蛎]]」のエキス(煮汁)を使用して作られ始めたのです。~
 
 *キャラメルの編み目 [#q284b027]
 -キャラメルの表面にある編み目模様は、キャラメルが一粒ずつ人の手で切られていた時代に大きさをそろえるためにつけられた目安で、機械化された際に一旦姿を消しました。~
 しかし編み目がないと物足りない、という多くの人の要望によって復活して現在に至っています。~
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 -と言う説もあるのですが、別の説では、あの網目がないとツルツルしすぎてローラー圧延等の工場加工が出来ないので付けられている。~
 網目がないキャラメルがあった場合、逆にそれは手作りかと思われます。~
 
 *更新履歴 [#k18f8334]
 -2000.09.05
 
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