ガガンボモドキ の変更点


 [[か]]【ガガンボモドキ】[[虫]]
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 *頑張れ!みつぐ君 [#v7740e42]
 -1980年代末から1990年代初頭のバブル最盛期には、いわゆる高ビーな女性にプレゼントをひたすら貢ぎ続ける「みつぐ君」などと呼ばれる男性が存在しました。~
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 -当時は「1回のデートで5万は使わない人じゃないと付き合う価値がない」とか「どれだけお金を使ってくれるかが愛の尺度」みたいなことを平気でいう女性も存在してて、本当に価値観の壊れた時代だったのかも知れません。~
 -しかし虫の世界にも、これと同様にプレゼントの大きさで[[オス>♂]]と交尾してもいいかを決める計算高い[[メス>♀]]がいます。~
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 -それはガガンボモドキという虫で、オスはとにかく「やりたい!/正確にいうと子孫を残したい」という本能で必死にメスのために獲物を捕獲するのです。~
 -そしてプレゼント用の獲物を捕獲したオスは甘い匂いを発してメスを呼び寄せるのです。そこでメスはそのプレゼントの品定めをするのですが、それが小さい場合は食べもしないで飛び立っていってしまうのですから、オスとしてはやりきれない話です。~
 -しかし、見事にメスに気に入ってもらえれば交尾に成功するというわけなのですから、そりゃ必死になります。~
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 -しかし、メスはもっとシビアで、中ぐらいのプレゼントの場合、食べることは食べて交尾の体制にまで持ち込むのですが、オスが射精する前に飛び去ってしまうのですから、ほとんど食い逃げだったりします。~
 -しかし、これにはちゃんとした理由があって、メスは充分な栄養をとらないと卵</a>を生むことができないからしょうがないのです。だから「これでOKかな?」とオスのプレゼントを食べても「ちょっと足りない」と感じた場合には途中で飛び立ってしまうというわけです。~
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 -しかし中には要領がいいオスも存在していて、大きな獲物を手に入れたオスにメスの振りをして近づき、安心させておいてその獲物を掴んで逃げ去ってしまうものもいたりします。そしてもちろん、メスに貢ぐのです。~
 
 
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