ウサギ の変更点


 [[う]]【うさぎ:兎】
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 *解説 [#a8937ed7]
 -ウサギは「[[万葉集]]」には『乎佐芸:ヲサギ』と書かれている。~
 この意味は「尾をそぎとるような動物」と言うことで、ウサギの尻尾の短さを表した言葉で、もっと特徴的な[[耳]]に触れていないと言う事から、そこに書かれているウサギは耳の短い種類の物ではと思われる。
 
 *兎 [#qfb88637]
 -人間が[[妊娠]]する場合、排卵日などのタイミングが関係してくるが、ウサギの場合は子宮内に精子が入ってくると排卵されると言うシステムなので、ほぼ確実に妊娠する。
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 -そんな妊娠しやすいウサギだが、もっと驚くべきことにまれにではあるが出産前に次の妊娠をすることがある。
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 -因みに「バニーガール」の姿は、この「いつでもOK」というところから来ているらしい。
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 -バニーガールスタイル(ウサギの耳に蝶ネクタイ、レオタードにタイツ・ハイヒール)はシカゴにあるプレイボーイクラブのホステスの衣装としてデザイン・考案されたもので「プレイボーイ」が特許登録している。
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 -うさぎは自分のうんちを食べる。牛などの反芻と同様に養分を効率よく搾り取るため。一般的に知られているころころしたうんちは、搾りかすになった二度目の物で、うさぎが食べるものは柔らかい物。
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 -[[オリンピック]]競技にもなっている「[[三段跳び]]」が日本に入ってきた明治時代には「うさぎの月見」と呼ばれていた。
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 -世界中で人気のミッフィーは[[フランス]]ではさほど人気者ではない。というのもフランスではウサギは愛玩動物というより食材のイメージが強いので。(雑記2004.06.16)
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 -うさぎのミッフィーの作者であるディック・ブルーナは、[[1927年>1927年]].[[8月27日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=08/27]]生まれのうさぎ年。
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 -ミッフィーは、「うさこちゃん」という日本語名もあるが、作者の生まれた国・[[オランダ]]では「ナインチェブラウス」という別称もある。ナインチェ(nijntje)=うさぎ、ブラウス=ふわふわ。
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 -ちなみに「ミッフィー(Miffy)」は英語でウサギちゃんみたいな意味。
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 -[[1979(昭和54)年>1979年]]、欧州共同体(EC)対日戦略機密文書で日本人の住宅環境の悪さを「ウサギ小屋」と称した事が発覚し国内外で論争となった。最終的に日本の外務省がECに対して「そのような認識は事実誤認」と公式に抗議をした。~
 実は住居の狭さで言うと、[[イギリス]]の平均的な家庭の住宅(アパートメント)の広さと日本の住宅の広さはほとんど変わらない。(雑記2004.05.10)
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 -ウサギに[[水]]をあげると死ぬというのは俗説。ウサギが1日に必要な水分は室温20度の場合、200〜300cc。
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 -「[[スペイン]]」という言葉の語源はカルタゴ語で「ウサギの住む土地」という意味。 スペインの国名は「スパニア」に由来するが、この「スパニア」とは「ウサギの国」という意味。 
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 -野生のウサギは[[植物]]に含まれている[[毒]]への耐性が強い。そして体内に蓄積されるため、1匹のウサギ肉の中に人間を100人を殺せるだけのアトロピンが含まれている事もある。(粗大ゴミ太郎:尻取雑学から)
 
 *なぜ耳が長い [#k406beac]
 -ウサギは大きく分けると、ナキウサギ種とウサギ亜科に分類できます。~
 ナキウサギは原始的な小型ウサギで、[[耳]]は短く、いわゆるウサギ的ではありません。~
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 -このウサギは[[アジア]]と北アメリカの山岳地帯に棲んでおり、岩間や地面に穴を掘り、そこを巣として集団生活をしています。日本では[[北海道]]の山岳地帯に「エゾナキウサギ」という種が棲んでいます。~
 ウサギ亜科が一般的な耳の長いウサギで、強い後ろ足でジャンプをして走るのが特徴となっています。~
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 -これらウサギの耳が長い理由はそのおとなしい性格が関係しています。~
 ウサギは野生動物としては敵と戦う手段を殆ど持たない動物です。しかも[[木]]に登る事も、[[水]]に隠れる事も出来ません。~
 特に耳の大きなノウサギ類は特定の巣を持たずに、夜、単独行動で動き回りエサを探します(エサは草木の葉・芽・樹皮)。単独行動でほとんど鳴かないので互いに情報を交換する事もありません。
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 -つまり戦闘的な方法をまったく持っていない為に、常に敵の動きを素早く知る必要があったので、いつしか全ての周囲の音を聞き取れるような耳が発達したのです。~
 かすかな物音も聞き逃さないように大きな耳となり、その耳も自由に動かし物音のする方向を察知する事が可能なのです。~
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 -さらに、一生懸命に走って逃げる際に、長い耳には薄い皮膚の下にすぐ血管が網のように広がっており、体熱を放出して[[体温]]上昇を防ぐという役割も果たしているのです。~
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 -その為に、敵に襲われて逃げる際も、いくら走っても疲れることなく延々と走り続ける事が出来るのです。
 
 *更新履歴 [#z50b1950]
 -2000.07.08
 -2006.02.23
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